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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百四十三話 終わらない明日
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れ」
「ああ、彼等ですか」
アズラエルがカガリに答える。
「彼等があの三機のガンダムのパイロットですよ」
「あいつ等がですか」
「はい、彼等もロンド=ベルに参加することになりました」
「初耳ですけれど」
マリューはそれを聞いて述べる。
「大体彼等はジェネシスの爆発で死んだ筈では」
「それが生きていまして」
「生きていたんですか、あれで」
「はい。とりあえずまだ正式にはパイロット登録はできませんが」
「また何故」
「薬物の問題で」
今度はナタルに答える。
「できないのですよ。あれをどうにかするのが」
「できるのですか、それが」
「はい。赤木博士やサコン君のおかげで」
彼等がいるということが何よりも心強かった。その為あの三人もロンド=ベルに入ることができたのだ。
「できることがわかりました。後は彼等のガンダムを修復しまして」
「鮮烈に正式に参加ですか」
「次の戦いには間に合いますよ」
アズラエルは述べる。
「ですから御安心下さい」
「次にはですか」
「また早いですね」
アズラエルの言葉にマリューもナタルも当惑した顔を見せる。
「能力はそのままですよ」
「あの戦闘力をですか」
「ええ。戦力的にはかなり大きいです」
「戦力はですか」
「ちゃんとコントロール役もいますし」
「どうも」
劾もやって来た。
「宜しくお願いします」
「はあ」
「それにしてもどうにも」
ナタルは困った顔を見せたままであった。その顔のまま言う。
「彼等まで入るとはこれまた」
「何だ、これ」
彼等は目の前でラクスの作ったサンドイッチを手に取っていた。
「美味いな、これ」
「そうだね」
オルガとクロトが早速頬張っていた。
「タラコに沢庵か?後は」
「ザワークラフト!?面白い組み合わせだね」
「・・・・・・いける」
「こっちのジュースもいいな」
今度はクスハの特製ジュースに口をつける。
「これはまた」
「身体によさそうだね」
「健康第一」
「あいつ等まさか」
ドモンは平気な顔で食べ続ける彼等を見て述べる。
「味覚がないのか?」
「そうみたいね」
レインがそれに頷く。
「どうやら」
「いや、それでもよ」
ヂボデーがここで言う。
「あんなの食ったら身体がもたねえだろ」
「丈夫だってこと?」
サイシーはそれに問う。
「平気ってことは」
「まさか、あれは私達でも無理だった筈」
ジョルジュは驚きを隠せない。
「それがどうして」
「まさかあいつ等」
アルゴはその表情のない顔に微かに驚きを出して述べる。
「俺達より身体が丈夫だというのか」
「何て奴等だ」
宙ですら唖然としている。
「あんなものを食って平気なんて」
「即死は免れないってのにな」
凱はさりげなく酷いことを言
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