第百四十三話 終わらない明日
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うだったね」
キラもふと言う。
「皆飲んでいるけれど」
「全く。困ったものだ」
ナタルはそんな彼等を見てぼやく。
「まあいい。では行くか」
「怪我はいいんですか?」
キラがあらためて問う。
「そちらは」
「ああ、大事はないからな」
「それじゃあ」
彼等はマスロスに向かい宴に入った。彼等が来たその瞬間に派手にシャンパンとクラッカーが鳴ったのであった。
「よお、待ってたぜ」
ディアッカが最初に彼等の前に出て来た。
「遅かったな」
「色々あってね」
キラが答える。
「ナタルさんとフレイも来たし」
「そうか。増えたんだな」
イザークはそれを聞いて呟く。
「それは何よりだ」
「あれっ、御前もいるのか」
シンはここでイザークの姿に気付いた。
「ロンド=ベルに入るのか?」
「ザフトからの出向という形になった」
「そうか」
「シンさん達もですよ」
シホがここでやって来た。彼女もいる。
「アイリーン=カナーパ議長から正式にそう達がありました」
「正式に?」
「はい。ラクス=クライン嬢と共に」
「そういうことだ」
イザークはそう語る。
「これからは俺も御前達と一緒だ。宜しくな」
「ああ、こちらこそな」
「宜しくお願いします」
イザークとシホも参加した。だがそこでアスカが言う。
「銀河童もこっちに来たのね」
「御前!まだ河童か!」
「うっさいわね!じゃあその髪型止めなさいよ!」
二人は早速喧嘩をはじめた。
「御前だけは!この俺の手で!」
「やろうっての!?容赦はしないわよ!」
「それはこっちの台詞だ!今度こそ!」
二人は喧嘩をはじめた。シホが必死に二人の間に入るがそれでも二人の喧嘩は続く。
「この二人はやっぱりこうなるか」
ディアッカはそれを見て苦笑いを浮かべていた。
「困ったものだぜ」
「けれどこれで全員揃いましたね」
フィリスが笑顔で述べる。
「イザークさんとシホさんの加入で」
「そうですね」
エルフィもそれに頷く。
「やっとですよ」
「何かと大変だったけれどね」
ジャックは笑みを浮かべていた。
「これでプラントでの戦いは終わったし」
「レイ、あれでよかったんだな」
「ああ」
レイはハイネの言葉に頷いていた。
「俺は俺だ。だから」
「そうか」
「なら御前も飲め」
ミゲルはグラスを差し出してきた。そこにがビールがなみなみと注がれている。
「楽しくやろう」
「ああ」
レイも楽しくやりだした。そこへ謎の三人がやって来た。
「あれ」
ニコルが最初に彼等に気付いた。
「あの人達は!?」
「何か面白そうじゃねえか」
「激烈にやってる!?」
「・・・・・・美味い」
いきなり酒を飲み食べ物を漁りだしている。皆見たこともない連中だった。
「誰だ、あ
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