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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百四十三話 終わらない明日
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中でぼんやりと銀河を眺めて話をしていた。
「まあ今は話しようぜ」
「話?」
「ああ。どっちにしろな」
シンは言う。
「何か俺達これからも色々とあるだろうな」
「そうだろうね」
キラもそれに頷く。
「ずっと生きている限り嫌なこととか辛いこともあって」
「それでも生きていかなくちゃいけない」
「ああ」
シンは頷く。
「前を見てな」
「だから僕は行くよ」
キラは今言った。
「何があってもね」
「俺もだ」
シンも応える。
「絶対にな」
「そうだね。じゃあ帰る?」
「けれどもうガンダムは」
「無理してでも帰るか?」
シンはそう声をかける。
「何があっても」
「そうだね。それじゃあ」
動こうとする。しかしそこに。
「おい、いたぜ」
「キラ!」
ムウとカガリの声がした。
「な、俺の言った通りだったろ。ここにいたな」
「ええ」
マリューが彼の言葉に頷く。
「貴方も生きていたし」
「俺は不可能を可能にする男だからな」
ムウは笑ってそれに応える。
「つっても運がいいだけだけれどな」
「ふふふ、そうかもね」
マリューもそれに笑う。
「けれどあの時は本当に」
「やばかったけれどな、マジで」
「おかげでストライクはボロボロだぜ」
アルフレッドが笑っていた。
「修理が大変だな」
「すいません、まあ整備班には迷惑かけますね」
「マードックやセランにお礼言っとけよ」
「ええ」
ムウは彼の言葉に頷く。
「しかしフリーダムとデスティニーもまた」
「キラ、大丈夫か!?」
カガリのストライクルージュはもうフリーダムの側にいた。
「探したんだぞ」
「カガリ」
「シン、いた」
ステラはガイアでシンの側に来ていた。
「大丈夫みたい」
「何とかな」
シンはそれに応えた。
「生きてはいるさ」
「よかった」
「ああ、何とかな」
「そう」
「キラ、御前も」
カガリもキラに言う。
「よく生きていた、本当に」
「けれどカガリ」
キラはカガリに対して言う。
「君はわざわざ」
「兄妹なんだぞ」
それがカガリの言葉だった。
「御前は私のたった一人の」
「そう、有り難う」
「キラ」
アスランがミネルバから彼に声をかける。
「言ってたな、パーティーは」
「うん、じゃあシン」
「ああ」
二人は肯き合う。
「僕達の帰る場所に」
「俺達の仲間のところに」
彼等は戻った。ところが帰って来たのは彼だけでなかった。
「ナタルさんも!?」
キラはナタルを救出したと聞いて声をあげた。彼はもうアークエンジェルに戻っていたのだ。
「ああ、生きてるってな」
ムウが今それをキラに述べる。
「ラーディッシュにいるってさ。キースが助けたんだ」
「そうだったんですか」
「ああ、かなりの
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