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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百四十三話 終わらない明日
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木原マサキも。貴方とは違う」
「ふむ、否定するか」
「だから僕は貴方を認めない。この世をすねて見ようとしない貴方を」
「それが悪いのかね」
しかしクルーゼはそう返す。
「私は今まで幾度の戦いの度に期待していたのだよ。人類の破滅を」
彼は言う。
「私を生み出したこの世界の破滅を。だがそれは常に防がれた」
「当たり前だ!」
シンは彼に叫ぶ。
「そう簡単に滅んでたまるか!」
「そうなのだ!だから私が滅ぼしてやるのだよ!」
クルーゼはシンの言葉に応えて言う。
「この私が!今度こそな!」
「そんなことはさせない!」
今度はキラが言った。
「貴方は僕が止める!」
「ならばやって見せるがいい」
いきなり無人のジンやゲイツを出してきた。
「それで私を止められるのならばな」
「行くぞキラ」
シンがキラに声をかける。
「ここで負けたら何もかも終わりだぞ」
「わかってるよ、シン」
キラはその言葉に頷く。
「時間は少ないけれど」
間も無くジェネシスの融合炉が爆発する。時間はそれまでだった。
これでジェネシス、そしてプラントの守りはなくなる。クルーゼの望みはここではまずは達成されるのだ。
そのうえで彼が生き残ればどうなるか。おそらくまたザルクを再結成して暗躍をはじめるだろう。そしてプラント、人類を脅かす。それだけはさせるわけにはいかなかった。
七人の少年はクルーゼに向かう。しかし後ろから何者かが姿を現わした。
「何っ!?」
「まさか」
「いたぜ、ガンダム共!」
あの三機のガンダムだった。彼等が姿を現わしたのだ。
「抹殺してやるよ!ここで!」
「死ね」
「こいつ等、こんなところまで来たのかよ!」
ディアッカが三人を見て叫ぶ。
「何てしつこいんだ!」
「しかも精神が崩壊している」
アスランはそれを見て言う。
「いや、これは禁断症状なのか?」
「そんなことはどうでもいい」
イザークが述べる。
「こいつ等を止めなければいけないだけだ」
「そうだな。じゃあ俺が行くぜ」
「俺もだ」
「俺もな!」
ディアッカの声にアスランとイザークが続く。彼等が足止めに向かった。
「レイ、僕達は」
「わかっている」
ニコルとレイは無人のジンやゲイツに向かう。こうしてキラとシンとクルーゼに向かわせる。
「皆、身体を張って」
「だからだ!」
シンはキラに鋭い声で言う。
「俺達は何があってもあいつを倒す!いいな!」
「わかったよシン、今ここで」
「ケリをつけてやる!」
二機のガンダムは並んで突き進む。そこにドラグーンが襲う。だがキラは射撃で、シンはビームサーベルでそれを切り払っていく。切り払いながらクルーゼに突き進む。
「そうだ、そうでなくては面白くはないのだよ!」
狂気を露わにした声で叫ぶ。
「さ
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