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ハヤテと泉が幼馴染!?
第10話
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た事があるはずです」



「「「……………」」」



 伊澄ちゃんの言葉に、今度はそこにいる誰もが疑問の声もあげなかった。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



「みなさん、どうしたんですか?」
 私たちが全員黙ってしまって、伊澄ちゃんが不思議そうに聞いて来る。
「あ〜、いえ大丈夫です……ちょっと状況を確認していただけですから」
「そうなんですか?」
 ハヤ太くんの返事に「良く分からない」と言いたそうな顔で伊澄ちゃんは、首をかしげていた。

「まぁ、それよりもハヤテさま……話に戻ってもよろしいですか?」
「え!? あ、はい!!」
「それでは……」
 伊澄ちゃんが真面目な顔に戻ってハヤ太くんに聞き、ハヤ太くんが慌てて返事をする。

「お二人とも最近記憶があいまい、または忘れているなど感じた事は……?」
 と、伊澄ちゃんは私が最近感じている事を的確に聞いてきた。
「……あるよ」「……あります」
 私とハヤ太くんは同時といえるほどのタイミングで答える。

「そうですか……なら、さきに言っておきます。お二人の記憶は、過去に何があったのか分かりませんが、思い出すのは危険なものか分かりませんが、何かが起きるのは確かです。それだけは力の感じにより分かります」

「え!? なら、思い出さないほうがいいって事かいな!」
 伊澄ちゃんの言葉に咲夜ちゃんが聞き返す。

「ええ……でも、ハヤテさまたちが思い出したいのであれば力になってあげたいと……そう思っています」
「伊澄ちゃん……ありがとね」
「ええ、ありがとうございます。伊澄さん」
 とても優しい伊澄ちゃんに、私とハヤ太くんは心からとお礼を言った。

「いえ、良いんですよ。……ただ、お二人の記憶が戻ってきてるのを感じて、何者かに襲われるかもしれません……」
「えっ!? どうして!?」

 なんで記憶が戻るだけで……

「いえ、これはただのカンです。……でも、記憶が戻って欲しくない人は必ずいるでしょう……」
 私は伊澄ちゃんの話を聞いて愕然となる。

 私たちの記憶って、いったい……

「ホンマに覚えてないんか? 昔あったような気がするーとか」
 咲夜ちゃんが私がボーとしている間に私に聞いてきた。
「え!? あ、うん。え〜と、ない…かな…………あ!」
「え! あるんですか!? 瀬川さん!」
「え〜と……///」

 どうしよ〜…// 言っても良いのかな〜?///

「どうなんですか、瀬川さん?」
 ハヤ太くんがより聞いてきたので、私はハヤ太くん以外に聞こえないようにハヤ太くんに近ずいて、ハヤ太くんにしか聞こえないようハヤ太くんの耳元で言った。

「あのね……前に言ったキスの相手でよく遊んでたと思う人が、ハ
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