暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜ニ人目の双剣使い〜
森と謎の少女と
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証が持てないが少女がプログラムという可能性だ。それならば全て説明がつくがそれはあまりにも突拍子もない考えだろう

「ね、意識、戻るよね」

「ああ。まだ消えてないってことは、ナーヴギアとの間に信号のやり取りはあるんだ。睡眠状態に近いと思う。だから、きっとそのうち、目を覚ます……はずだよ」
キリトの言葉には願望の色があった

「十歳はいってないよな……。八歳くらいかな」

「そのくらいだね……。わたしが見た中ではダントツで最年少プレイヤーだよ」

「そうだな。前にビーストテイマーの女の子と知り合ったけど、それでも十三歳くらいだったからなぁ」

「ふうん、そんな可愛いお友達がいたんだ」

「小動物みたいで可愛いぞ?アスナ、聞いてくれよキリトのやつ……」

「勘違いされるから言うな!たまにメールのやり取りを……それだけで、何もないぞ!」

「どうだか。キリト君鈍いから」
顔を逸らすアスナ。苦笑いの俺

そうして時間は過ぎていく
















あれから何種類かの新聞?っぽいものに目を通したが、少女を探している人は見つからなかった

「んじゃ、俺は帰るな」
といい立ち上がろうとしたが

「泊まっていけよ」

「泊まっていってね」

……アスナとキリトに呼び止められた

「いや……寝るところないし」
ベッドは二つ。一つは少女が寝ているアスナのベッド。もう一つはキリトのベッド。どこに寝ろと?

「俺のベッドで寝ればいいだろが」

「俺……そんな趣味はねえぞ」

「ええっ!?キリト君、実は……」

「なわけないだろ!!俺は椅子で寝るから俺のベッドを使えってことだよ」

「冗談だ。いいよ、俺が椅子で寝るから。幸いこの世界じゃ、椅子で寝ても体が痛くならないからね」

「わかった……じゃあ寝ようか」
居間の明かりを消しキリトとアスナは同じベッドに入っていった……えっとブラックコーヒーないかな?目をつむってしばらくして人が動く気配がして目をあけるとアスナが少女を抱きしめ「おやすみ。明日は、目が覚めるといいね……」と言っていた。俺は微笑むと本格的に眠りに落ちた

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