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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
無印編
第二十三話 考察
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そういう事になると見た目と年齢が一致してない可能性も捨てきれない。
「はあ、士郎君については謎だらけね」
「う〜ん、一体何なんだろう。ある意味フェイトちゃんよりも謎かもしれないですね〜」
エイミィの言うとおりだ。
謎の過去。
九歳という年齢に見合わない戦い慣れた様
そして、術式もわからない魔術
これだけわからないと、もはやどうしようもない。
「とりあえずは士郎君の事は保留としましょう。
まずはフェイトさんとジュエルシードを最優先で」
「了解です」
「はい」
艦長の言葉にうなずく。
確かに今はフェイト・テスタロッサとジュエルシードが最優先だ。
だがそう言ったはずの母さんの表情が気になった。
side リンディ
部屋に戻り、お茶を入れて一息つく。
「年齢と見合わない戦闘技術……ね」
ある意味クロノの見解は当たり前なのかもしれない。
私が士郎君の内面をほんのわずかだが見てしまった。
底の見えない暗い闇を秘めた赤い瞳
確かに九歳とは思えなかった。
だけど
「……疑いたくなかったのよね」
もし本当は子供じゃなかったとしても
私なんかじゃわからない何かを背負ってきた彼と戦う事だけはしたくなかった。
だから
「そうね。信じるしかないわよね」
彼の事を信じよう。
さてもうひと頑張りしましょうか。
体を大きく伸ばして部屋を後にした。
side 士郎
俺達のアースラの生活も最初の二日は静かなものだったが、三日目
「見つけたのか?」
「ええ、それも二つ同時よ」
昼過ぎにリンディ提督に呼び出され、ブリッジになのはとユーノ、俺の三人で行き、状況を確認する。
なんでも二つ同時にジュエルシードを補足。
一つはすでに鳥が取り込み動き出している。
そして、もう一つは
「発動直前。だけどこのままにしてたらフェイトちゃんに奪われちゃうよ」
エイミィさんの言うとおりだ。
こちらの動きを警戒しながら動いているフェイトを未だに管理局は補足できていない。
なのはが鳥の相手をしている間に奪われる可能性が高い。
「なのは、ユーノは鳥の相手をしてくれ。
俺がもう一つの方に行く」
正直万が一に備えて俺もなのはと共に行きたいが、ジュエルシードの確保が優先だ。
それにどちらかにフェイトが来る可能性も高い。
「士郎、勝手に」
「わずかな遅れで取り逃すことすらある。
俺は封印は出来んが、確保するだけなら問題はない。
なのはがもう一つの封印を終えた後にこちらに来てくれればいい。
クロノを出して緊急時の手札が減るのは
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