スーパーロボット大戦OGs
0093話
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
に従い、シロガネの対空機銃をレーザーブレードにより次々に破壊していく。その様はまるで訓練された猟犬が獲物に食らいつくかの如くだった。
そして十数秒後、シロガネの対空機銃はその全てをファントムにより破壊されて使い物にならなくなっていた。
「W16、行け!」
ライノセラスへ通信を送るのと、突入艇が発進するのは殆ど同時だった。
だが、その突入艇目掛けてシロガネからVLSホーミングミサイルが狙いを付けている。
「やらせるか、ファントム!」
再度T-LINKシステムを通し、ファントムを操作。レーザー弾をミサイル弾頭目掛けて発射する。同時に発射されたミサイルはシロガネのすぐ近くで爆破された。
その爆発を尻目に、突入艇からシロガネ内部へとエキドナが侵入するのを確認。取りあえず一息ついた、といった所か。
シロガネも内部に侵入したエキドナや量産型Wにどんどん占拠されていっているのか、既に空中に浮かんでいるだけといった感じだ。
そんな様子を見ている事、5分程。シロガネに侵入したエキドナからの通信が入る。
「アクセル隊長、シロガネを無事鹵獲完了しました」
「すぐに動かす事は出来るか?」
「現在量産型Wが操舵方法を学習中です」
「そうか、なるべく急げ。お客さんだ。……この距離で間に合うとは、さすがプロジェクトTDの機体だな」
「隊長?」
「……来たぞ。ハガネのアステリオンだ」
両肩に2機のテスラ・ドライブを装備した機体。その外見はテスラ・ドライブを除けばガーリオンを彷彿とさせる。
そしてアステリオンがこの戦場に到着したのと殆ど同時に、1機の戦闘機が後方からこの戦闘区域へと入ってくる。
緋色に染められたその戦闘機は、スレイの操るカリオンだった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ