第一章 無印編
第六話 『魔法とジュエルシード』
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じた二人は独力で探索を始めた。
最後に、なのはや私にあなた達で言う“魔導師”の資質が合ったため協力を依頼した。
…ここまではこれであっているわね…?》
《はい、お姉様。理解が早くて助かります》
フィアットは素直にシホの理解力に感心していたが、一方でシホは内心で舌打ちをした。
(ジュエルシード…まるで聖杯のようなものね。確かに危険極まりないものね。
現在は昨晩のを合わせてまだ二つだけだと言うけど…悪人が狙っているかもしれないから早急に集めないといけない…!)
《…お姉様?》
シホが思考の海にダイブしている所でフィアットによって呼び戻された。
だからすぐに反応して、
《ごめんなさい。それで後ででいいんだけれど一度ジュエルシードを見せてもらっていいかしら?》
《はい、構いませんけど…なにか腑に落ちない点でもあったんですか?》
《少しね…それより次だけど―――……》
シホはデバイスというものをフィアットから分かる程度で聞き出した。
《…つまり、あなた達の使う魔法というものは、今まで名称も使い方も分からなかった “リンカーコア”という魔力を生成する核を源にして、今の私のように自身の魔力と精神力で許容範囲内での簡易魔法は執行できるけど、あまり戦闘向きではない魔法が多い。
主にあげると「変化」「移動」「幻惑」があってそれを組み合わせるプログラムという技術で様々な応用が効く。
だけど “デバイス”というものは魔法を補助する機能…つまり高速な演算機能が詰め込まれていて、術者が使う魔法を保存し、使用する際に詠唱を簡略化して発動してくれるものを“ストレージデバイス”。
次に、今の説明に加えて人工意思があり術者の魔法執行の補助を全面的にカバー。
そして危険が迫った際には術者の事を守ろうとする自衛機能も含まれている謂わばパートナーとも呼べる “インテリジェントデバイス”。
これはなのはが現在所有しているレイジングハートが該当するわね。
この二種類が主にあなた達の世界で使われているデバイスというものね。合ってる?》
《はい。そうですけど…お姉様は本当に私達と同い年ですか?
なのはさんはお姉様が理解した内容を大まかにしか理解していないのに、お姉様はほぼ理解してしまっています。
なにか秘密でも…?》
《それは秘密よ。まぁ、といってもあなた達が使う魔法とは体型がまったく違う魔術を使うから考えは似たようなものだし…。
まぁ、それは今は置いておくとして、それだと私の宝石に融合したデバイスはこの二つとは種類が違うものとして認識していいの…?》
《はい…。なにぶんこれもとある遺跡で発掘したものでして、ジュエルシードと一緒に管理局で調べてもらおうと思っていたものでしたから、なんていうものかも不明です。
お姉様の宝石に融合
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