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混沌の魔術師と天空の巫女
第2章 妖精の尻尾
ラクッタ山
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俺が近くの川を見ていると、そこに横たわっている男性がいた。

「本当です!」

「怪我もしているよ!!」

「行こう!」

俺達は男性の人の所まで行った。

「おい!大丈夫か!!」

ナツさんが声をかける。

「う・・・うう・・・。」

「息はあるみたいだ!」

「私に任せてください!」

ウェンディが男性の人の傷に治癒魔法をかける。

「う・・・だ、誰だ・・・?」

「私達はラクッタ山の近くの村から依頼を受けて、
 この山にある不気味な光を調べているんだ。」

「そ、そうか・・・村のみんなが・・・。」

「あんたはその村の人だったんか。」

「ああ・・・。」

男性は頷く。

「一体何があったんだ?」

エルザさんが言う。

「この山の頂上へ行こうとしたら、怪しい奴らが現れたんだ・・・
 私と同じ、調べに行こうとした村の男もそいつらに殺されちまって、
 私は1人で何とか逃げ続けたんだが、怪我で気を失って・・・。」

「そうか・・・。」

「しかし、その怪しい奴らはどんな奴らだ?」

「それは・・・」

「俺達の事だよ・・・。」

「「「「「「「「「!!?」」」」」」」」」

俺達は声をした方を向くと、何人か武器を持った奴らが現れた。

「貴様らか、この山にやって来た村の人達を殺したのは!」

「そうだぜ。そしてお前もここでくたばるんだよ!! 
 妖精の尻尾(フェアリーテイル)の魔導士!!!!!!!!!」

「殺っちまえ!!!!!!!!!」

「「「「「「「「おおおおっ!!!!」」」」」」」」

奴らは俺達に襲いかかって来た。

「ウェンディ、お前はその人の治癒を続けてろ!俺とナツさん達が敵を倒す!」

「う、うん!」

「みんないくぞ!」

「「おうよ!!」」

「はい!」

「いくわよ!開け、金牛宮の扉!タウロス!!」

「Moーーーー!!!!」

あれは星霊・・・なんでホルスタイン・・・?

「換装!」

エルザさんは翼を身に付けた白い鎧だった。

「火竜の咆哮!!」

ナツさんは拳に炎を纏い、殴りかかった。

「アイスメイク槍騎兵(ランス)!!」

グレイさんは氷の槍を出して、攻撃をした。

「いっけぇ!」

「Moーーーー!!!!」

「はぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

「光竜の咆哮!!」

俺も、口から光り輝く、強力な光線を放った。


ズドーーーーーーーーーーーーン!!!

「「「「「「「「うわああああああああっ!!!!!!!!」」」」」」」」

俺達一斉攻撃に倒された。というか弱い・・・。

「お、おのれ・・・!」


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