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混沌の魔術師と天空の巫女
第2章 妖精の尻尾
混沌VS雷
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が効きながらも、何とか持ちこたえる。

ドーン!

「うわっ!」

「うぬっ!!」

相打ちとなってしまったか・・・。

「何の!!」

俺は体性を素早く立て直し、接近する。

「光竜の鉄拳!!」

「ふん!雷竜の鉤爪!!」

俺の光の鉄拳を鉤爪で止めるラクサスさん。

ビリビリ

「ぐっ!」

また電撃がきた!!!

「こんのおおおおっ!!!」

「ぐおおおおおおっ!!」

ドーン!

「うわっ!」

「うぬっ!!」

相打ちとなってしまったか・・・。

「どわっ!」

「ぐあっ!」

倒れる俺達・・・。

「くっ・・・!」

「ぐぅ・・・!」

俺達は再び立ち上がる。

「こうなったら・・・アレを使うか・・・。」

「?」

「混沌モード!!!魔力30%!!!!」

それと同時に右に白の左に黒いオーラが俺の体に身に纏う。

「ほう・・・それがお前の本当の・・・もう1つの黒いオーラは・・・闇か?」

「はい、その通りです。」

「なるほど、お前が混沌の魔術師と言われた意味がわかった。」

「そうですか・・・ではいきますよ!」

「!!」

「混沌竜の鉄拳!!!」

俺は正面から光と闇を纏った拳で、ラクサスさんに攻撃をする。

「雷竜の咆哮ぉぉぉぉっ!!!!!!!!」

ラクサスさんは雷竜の咆哮を放つが・・・。

「うおおおおおおおおおおおっ!!!!!!!」

俺の混沌竜の鉄拳は速く、光と闇、
両方の力があるので咆哮を鉄拳で跳ね返し、鉄拳を喰らわせた。

「ぐあああああああああああっ!!!!!!!!!」

ラクサスさんは攻撃を受け、飛ばされてしまった。

「ぐぁ・・・ぐぅ!」

立ち上がるラクサスさん。

「中々やるじゃねーか・・・!」

「それはどうも。」

「なら!雷竜の翼撃!!」

雷を腕に纏い、薙ぎ払うかのように振るい攻撃してきた。

「(なら俺は・・・!)混沌竜の翼撃!!!!」

俺も翼撃で対抗した。光と闇を纏った両腕を薙ぎ払うように振るい攻撃をする。

ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!

物凄い威力であった・・・。

「・・・・・・。」

「・・・ぐっ。」

俺は平然としていたが、ラクサスさんはもう限界の様子だった。

「・・・さすがに強いなぁ・・・まだ世の中には・・・
 こんな強い奴がいるとは・・・俺の負けだ・・・。」

「・・・わかりました。」

これで、腕試しは終わった。もう夕方になっていた。
























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