暁 〜小説投稿サイト〜
混沌の魔術師と天空の巫女
第2章 妖精の尻尾
ウェンディ、始めてのお仕事!?
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「え?」

フリードが突如、口を押さえていた。

「羽魚を食べ過ぎた所為で・・・今になって、気分が悪くなってきた・・・。」

「「ええっ!?」」

「うっ・・・立ってられない・・・。」

フリードもその場に倒れた。

「わわわわわ・・・!?」

「ちょっと!!?」

「お〜い・・・。」

「ナツさん!?」

フラフラ歩くナツ。ナツは列車に乗り、
マグノリアとオニバスを何回も行ったり来たりしていた。

「あ・・・やっと線路が直って・・・辿り着いたんだ・・・
 でも・・・ずっとマグノリアとオニバスを行ったり来たりして・・・もう・・・。」

ナツもその場に倒れた。

「ちっ!」

「「態度変わった!?」」

突如、ラビアンがすごく不機嫌になった。?

「こんな場所で寝られちゃ営業妨害だ!君と猫!!」

「「はいっ!?」」

「こいつ等を全部片付けてくれ!大仕事だが、報酬はちゃんと払う!!」

「「ふえ〜!?」」

すごく嫌な顔でそう言うラビアン。


























「これは・・・手伝った方が良いのか・・・?」

上から様子を見ていた俺は少し戸惑ってしまった。






















夕方・・・

「あーあぁ・・・これが初めての大仕事だなんて・・・。」

「いいんじゃない。みんなあなたの事を心配してたけど、
 むしろあなたがみんなの役に立ってるわ。
 これも仕事よ。胸を張っていいと思うわ。」

「そうかな・・・?」

「そうだよ。お前はみんなの役に立ってるさ。」

俺はウェンディにそう言って、目の前に現れる。

「お兄ちゃん!?どうしてここに!!?」

「マスターの命令でエルザさん達を探してたんだ。
 ミラさんがウェンディとミントがハッピーとフリードさんと一緒に
 仕事に行ったって聞いたから・・・。」

「そ、そうなんだ・・・。」

「ああ・・・ウェンディ、大仕事はどうだった?」

「え?」

「お前の初めての大仕事はどうだったかを聞いてんだ。」

「・・・大変だったけど、私、みんなの役に立てたかも。」

「そうか・・・。お前がそろそろ大仕事を始めるとは思っていたが、
 こんなに早かったとは意外だったぜ。・・・よく頑張ったな。」

俺はウェンディの頭を優しく撫でる。

「(お兄ちゃんに撫でられると、とてもいい気持ち・・・!)」

「今度は俺と一緒に大仕事しようぜ!みんなの役にもっと立つように。
 もちろん、シャルルとミントもだぜ。」

「うん!私、頑
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