第2章 妖精の尻尾
ウェンディ、始めてのお仕事!?
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ずに食べてくれ」
「「「いただきま〜す!」」」
パクッ
「ま、まずいぃぃぃっ!!!!」
「やっぱ・・・調理法の問題じゃなかった・・・。」
「羽魚そのものがまずい・・・」
「確かあっちに木の実があったから・・・それを食べましょう・・・。」
「うん・・・。」
「あい・・・。」
「好き嫌いは感心しないな。魔導士は体が資本だと言うのに・・・。」
「何でフリードは平気なの・・・。
はぁ・・・コージなら、どこでも行けるから食べ物をとってきてくれるのにな・・・。」
ミントがそう言う。
その後、先程見つけた洞窟で夜を過ごし、1日が終わる・・・。
翌日の朝、妖精の尻尾ギルドにて・・・
「何っ!?ウェンディが!!!」
俺がギルドに戻ってくると、ウェンディがフリードさんとハッピーとミントと
一緒にオリバスの町へ仕事をしに行ったのを聞いて驚いた。
「ウェンディが・・・ウェンディが・・・!?
いや、フリードさんもいるし・・・信頼されている・・・
ミントとハッピーもついて行ってるからな・・・だが・・・だが・・・だが!!!」
何か心配だぁ!!!!しかも昨日だろ!!!!ああああああああああああっ!!!!!
「少し、落ち着いたら・・・?」
「落ち着けますか!?ああっ!!!俺はどうしたら!!!??
ああああっ!!!昨日、仕事をもっと早く終わらせるべきだったか!!?
それとも、あの人に腕試しするのを断ればよかったか!!?
そうすれば野宿する必要無かったし!!!!!!うわああああああっ!!!!!!」
「混乱してる・・・(汗)」
「これ、コージ。」
「は、はい!何でしょう、マスター!!」
「・・・少し、頼みがあるんじゃが、エルザとルーシィ、
それとシャルルにナツがいないんじゃ。悪いが探しておいてくれぬか?
ひょっとしら、ウェンディ達のを追っていたのかもしれん。」
「っ!!わかりましたマスター!!」
「あーそれと、ウェンディの仕事の邪魔するなよ。
ウェンディにも経験させんとの。」
「はい!!!」
俺は素早くギルドを出た。
「やれやれ、ウェンディの事になると、心配性だのー。」
「でも、教えてくれたんですね、マスター。」
「まぁ、のう。
じゃあこれでコージもウェンディが少しは仕事ができると思うじゃろ。」
「そうですね。」
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