暁 〜小説投稿サイト〜
混沌の魔術師と天空の巫女
第2章 妖精の尻尾
ウェンディ、始めてのお仕事!?
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ッピー!」

「オイラ!?」

「うん。んっ!それに〜フリード、お前も手があいとったな、ついて行ってやれ。」

「マスターのご支持とあらば・・・。」

「ええ〜!!?」

「「「何でフリード!?」」」

こうして、ウェンディはミントとハッピー、
そしてフリードと共にオニバスの町へ向かう事となった。





















マグノリア駅にて・・・


「オニバス行の列車は、線路の破損事故の為に運休です!
 繰り返します、オニバス行は運休でーす!」

何と、オリバス行の列車が運休となっていたのだった。

「さっそく試練だ。どうするウェンディ?」

フリードがウェンディに尋ねてきた。

「オイラとミント、飛べるからさぁ。一気に空飛んで連れてってあげようか?」

「私達で一気に行けると思うよ?」

ハッピーとミントがそう言うが、ウェンディは・・・

「ううん、今回の仕事は、できるだけ自分の力だけでやり遂げたいの!
 だから・・・オニバスまで、歩いて行こうと思うの!」

「「ええー!?」」

驚く2匹。

「めちゃくちゃ時間がかかるよ!?フリードも止めてよ!」

ハッピーはフリードに説得を頼んだ。

「確かに、その通りだな。」

「ほら、フリードもこう言って・・・」

「俺も歩こう。」

「「ええっ!!??」」

驚く2匹。なんとフリードはウェンディの方に賛成をした。

「この仕事は、ウェンディの意思を尊重する。
 マスターに言われた。それが、云わばルールだ!ルールは、守らねばならん。」

「ありがとうございます、フリードさん!」

「頭固過ぎだね・・・。」

「あい・・・。」

こうしてウェンディ達は、徒歩でオリバスへ向かう事になった。






















山岳地帯にて・・・


「この距離を歩くの〜・・・」

「遠いよお〜・・・。」

「正確に言えば、お前達は歩くのではなく、飛んでいる訳だが?」

「どっちもあんまり変わんないよ!」

「そうだそうだぁ!!」

「言葉は正確に使うべきだ。術式を使う俺には、言葉の大切さが良く解る。」

「そんな話今されても・・・。」

「行きましょ。急がないと日が暮れちゃいます。」

「は〜い・・・。」

とまぁ、こうなっていた・・・それから数分・・・

「すみません、私の為に・・・。」

「仲間の為だ、気にするな。」

「ねえ〜。」

「少し休もうよ〜。」

お疲れのミントとハッピー。

「でも、雨が降りそうだから、
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