第2章 妖精の尻尾
虹の桜
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哀れだなミント・・・。
「何が貰えるんだろう?」
「さぁな、行ってみればわかるさ。」
俺はそう言い残し、ミラさんとマスターの所へ行った。
「それで、景品は何ですか?」
「景品はこれです。」
渡されたのは片翼のペンダントだった、しかも2つ。
「白い翼のペンダント、別名『愛のペンダント』です。」
「愛のペンダント?」
「噂では、好きな人の写真を入れる事で、
その人と結ばれ、一生愛し合うというペンダントなんです。
ちなみに、2つで1つのペンダントにもなれるのよ。」
「まだお主には若いが、いずれ好きな人ができる時に使ったらよいぞ。」
「そ、そうですね・・・ありがとうございます・・・。」
俺はウェンディ達の所へ戻って来た。
「何だったの?」
「・・・ただのペンダントさ。」
「そうなの?」
「・・・ああ。」
「怪しいわね・・・。」
「気のせいだろ?」
「そうかしら?まぁいいわ。」
こうして、花見は夕方まで続いた・・・。
翌日に虹の桜の木が誰かによって掘り出され、昨日、
ルーシィさんのアパートの近くにある川に船に乗せてあって、
元の場所に戻したと言う報告が来た。
それを聞いて、ナツさんとハッピーの顔色が変わっていました。
ナツさん・・・ルーシィさんの為とはいえ、良くないですよ・・・。
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