暁 〜小説投稿サイト〜
混沌の魔術師と天空の巫女
第2章 妖精の尻尾
虹の桜
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「リーチが3つも・・・!」

どうやらジュビアさんにもきそうだなリーチが3つあるんだし。

「最初のビンゴはエルザね。」

「運も修練の賜物だ!で、景品はなんだ?」

「はーい、これ、一時的に魔力上げると噂の薬草でーす!」

「何ぃっ〜!?」

それって、俺達が取って来た薬草・・・?

「それは私達が取って来たもの・・・しかも枯れている・・・!」

「急に暖かい所に持って来たからの〜。」

「私の・・・ビンゴが・・・。」

「あらあら・・・。」

エルザさん・・・ご愁傷様・・・。




























さらに5分後・・・

「ビンゴォォーーーー!!!!」

「マジか!?俺1コも来ねぇ!!?」

「オメェは爪が甘ぇんだよ。」

「父ちゃん頑張れ!」

「絶対当たらない気がする。」

「シャルルの予感はよく当たるけどね。」

「そうだな。」

「・・・・・・。」

「どうした、俺を見て?」

「やっぱり、何かあんたの方が当たる気がする・・・。」

「うん・・・一応リーチが2つだけど・・・。」




























少し経って・・・

「115番。」

「「「ビンゴーー!!」」」

エルフマンさん、ジュビアさん、レビィさんが当たったみたいだ。

「「「あれ?」」」

「あらあら・・・。」

「3人同時か。じゃあ、一発芸で1番面白い奴に景品をやろうかの。」

「「「一発芸!?」」」

「景品はなんと、アカネリゾート高級ホテルの2泊3日ペアチケット。」

「すごい・・・!」

「「ペアで旅行!!」」

「アカネリゾートか!姉ちゃんにプレゼントしてやる。」

お姉さん想いですね、エルフマンさん。

「グレイ様と2人きり・・・2泊3日・・・ジュビアまだ心の準備が・・・。」

ピロォン。

「一発芸・・・それは一度きり、ギリギリの戦い・・・。
 つまり俺の出番ってことさ、相棒・・・。」

「「またお前か!!」」

「引っ込め!つか、リーチもしてねえだろお前は!!」

結局、誰が手に入ったのかはわからなかった・・・。
































さらに5分がたって・・・

「126番。」

「あ、ビンゴだ。」

「やっぱり、コージが当たったわ。」

「いいなぁ、コージ・・・私なんてリーチ1つもないよ〜!」


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