第百三十五話 強襲四天王!
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戦争を皮切りとした数多の戦争によりな」
「じゃあパナマでのあれは」
タリアはその言葉で気付いた。
「それを防ぐ為に」
「そうだ。やっとわかったか」
「唯好き勝手に暴れてるだけじゃなかったのかよ」
「シン、幾ら何でもそれはないよ」
キラが彼に突っ込みを入れる。
「やっぱり」
「ドモンよ」
マスターはドモンに対して言う。
「貴様は地球の断末魔の光景を前に何も学ばなんだのか!ならば地球をこんな目にあわせているのは誰かということも気付くまい!」
「それはどうかな」
だがクワトロは一人呟いた。
「それでも人類は・・・・・・」
だがそれはえてマスターには聞こえないようにした。彼の考えがあってのことである。
「わしはそれに気付いた時こんな地球の姿を傍観してはおれんようになった。そこで、ある誓いをたてたのだ」
「誓いだと!?」
「何があろうとこの地球を自然のあふれる元の姿に戻してみせるとな!」
またドモンに言った。
「デビルガンダムを使って、ということか」
「なんだよ、若しかして」
鉄也は思慮の目を向けた。甲児は思ったことを延べた。
「いい人なんじゃねえのか!?」
「そうかも知れない」
大介はその甲児の言葉を受けた。
「しかしそれは」
(何を今さら)
ウォンはそれを聞いて内心失笑していたがそれは隠している。そして言うのであった。
「先生、東方先生!いや、地球再生とは御立派なお志し!」
「ん?この悪党めが」
だがマスターは彼を信用してはいなかった。結局こういう関係であったのだ。
「今更抜け抜けと!今度は何を企んだ!」
「これはまた手厳しいお言葉ですな」
だがウォンも面の皮が厚い。平気であった。
「しかし私もまたそれに賛同しているのですよ」
「ネオ=ホンコンウォン=ユンファ首相」
ブライトが彼に対して言ってきた。
「わかっているのでしょうね。貴方は政府反逆罪として」132
「反逆罪!?」
しかし彼はその警告を一笑に伏す。
「何処に対してのです?そんなものはじきになくなるというのに」
「じきになくなるだと?」
「東方先生提案がございます」
ノインの言葉をスルーして言ってきた。
「このまま連邦を倒し我等に勝利をもたらして頂きたいのです。そしてデビルガンダムを人と地球に優しいガンダムに!」
「地球に優しいガンダムですって!?」
ニナはそれを聞いて眉を顰めさせた。だがマスターは言う。
「笑わせるな!」
ウォンを一喝する。
「貴様優しいという言葉を勘違いしておるのではないか、この政治屋めっ!」
「うっ!?」
「よいか、わしの目的はな」
彼はさらに言う。
「この地球人類の抹殺なのだぞッ!」
「!!」
「なんと!」
皆それを聞いて絶句した。ユリカがその中で問う。
「ほ、本気で言
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