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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百三十四話 石破天驚拳!師弟の最終奥義
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を」
「何とって、戦争で被害にあった結果でしょう」
「その通り、地球はかつてはまでは緑の美しい星だった」
今更のような言葉である。だがそこに何も言わせない強さがあった。
「それが今ではこの有様だ。地球のどこもかしこも破滅は確実にせまっている!」
「何を」
ドモンはそれを聞いてマスターに問う。
「何を仰りたいのですか、師匠!」
「それでも人間は戦争を止めずやれアースノイドだ、スペースノイドだ、コーディネイターだ、ナチュラルだ、ニュータイプだ」
言葉には何故か悲しみが感じられる。そんな言葉であった。
「人間とは救いようのない生き物だとは思わんか?」
「・・・・・・・・・」
ドモンはその言葉をじっと聞いている。何も言えないものが彼の言葉にあるからだ。
「人間など最早この地球には無用の存在。だからこそ、だからこそこのわしは・・・・・・ムッ」
ここで新たな敵に気付いた。またデスーアーミーがやって来たのだ。
「まだいるか!」
「こいつ等!」
「ドモン!」
マスターは彼に言う。
「石破天驚拳、今こそ撃ってみせい!」
「えっ!?」
「石破天驚拳、撃ってみせいと言うておる!」
彼はまた言った。
「それともギアナ高地でわしに勝てたのは単なるまぐれか!」
「クッ・・・・・・」
「なら見せてみよ!よいな!」
「よし・・・・・・」
ドモンはその言葉に覚悟を決めた。デスアーミー達に対して身構える。
「なら・・・・・・撃ってやる!」
「見せてみよ!」
「行くぞ!流派!東方不敗の名の下に!」
その身体が黄金色に輝く。そしてそれだけではなかった。
「俺のこの手が真っ赤に燃える!」
その黄金色の拳がさらに輝く。光が増していく。
「勝利を掴めと轟き叫ぶ!」
さらに。その光が眩いまでに輝いた。そして。
「ばぁぁぁぁぁくれつ!ゴッドフィンガァァァァァッ!」
拳から光を放つ。それがデスアーミー達を撃つ。
「石破っ!天驚けぇぇぇぇぇぇんっ!」
巨大な光が今敵を撃った。凄まじい爆発と共にそこにあるものは何もかもがなくなってしまっていた。今ドモンはこの最終奥義を身に着けたのであった。
「で、できた」
「ドモンよ」
マスターはその彼に対して言った。
「流派東方不敗最終奥義石破天驚拳、確かに伝授したぞ」
「はい!」
ドモンはそれに応える。
「そして廃墟と化した地球を、人類の黄昏の光景を胸に刻んでおけっ!」
「師匠!?」
「最後にひとつだけ忠告しておいてやる」
彼はさらに言った。
「ウォンには気をつけろ」
「ウォン!?ネオ=ホンコンの」
「多くは言わぬ。ではさらばだ!」
マスターアジアもマスターガンダムも姿を消した。まるで嵐のように。
何時の間にか他のデスアーミーもミケロ、チャップマンも撤退していた。戦いは
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