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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百三十一話 地獄元帥の恐怖
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                第百三十一話 地獄元帥の恐怖
「ミケーネ帝国の軍勢が静岡に集結しております」
静岡に向かう中でマクロスにおいて作戦会議が開かれていた。大文字が会議の参加者達にそう述べていた。
「そうか、予想通りですな」
「ええ」
大文字はグローバルの言葉に応えた。
「指揮官は地獄大元帥のようです」
「やはり」
皆それを聞いて頷いた。
「そして横浜にも集結しています」
「横浜にもですか」
「ええ。どうやらそこに闇の帝王がいるようです」
「それで博士」
ブライトが彼に尋ねる。
「その闇の帝王というのは」
「はい。ゴーゴン大公との戦いでミケーネの支配者である闇の帝王は」
彼はそれを受けて語る。
「邪魔大王国の伝承に残されていた地獄の帝王であることが判明しました」
「やっぱりそうか」
宙はそれを聞いて言った。
「そうじゃないかと思っていたんだ」
「あの暗黒大将軍とミケーネの軍団を率いていたのだ」
獅子王博士がそれを聞いて言う。
「その名は相応しいだろうな」
「そして司馬博士は古文書の中にミケーネに関する記述を発見したとのことです」
「父さんが」
「そうだ。博士もまた戦っているのだ」
「そうだったのか」
「さすがは司馬博士ですね」
ミサトがそれを聞いて言う。
「古代史にかけてはまさに独壇場ですね」
「では今から」
シーラが述べる。
「ミケーネ帝国に決戦ですね」
「そうですね」
エレもそれに同意する。
「確かに」
シナプスがその言葉に頷いた。
「勝利すれば戦局を一気に逆転することも可能だ。だが」
彼はあることを危惧していた。
「敵の戦力もかなりなもの。覚悟はいる」
「覚悟ならとっくにできているぜ」
甲児が言った。
「そんなのとっくによ。それに」
「虎穴に入らずんば虎児を得ず」
今度は鉄也が言った。
「そういうことです」
「あっ、ひでえよ鉄也さん」
甲児が彼に抗議をした。
「俺が言おうと思っていたのによ」
「ははは、済まない甲児君」
「だが鉄也君の言う通りだ」
大介は彼の言葉そのものには賛成していた。
「やはりここは戦うしかありません」
「そうだな」
大河がそれに頷いた。
「ではそれで行くとしよう」
彼等は決断した。
「三輪長官の言葉からではない。地球を守る為に」
「ああ、そうだ」
一矢がそれに応えた。
「俺達は負けるわけにはいかない。そして逃げるわけにもいかない。だから」
「この戦い、何としても勝つ」
京四郎も言う。
「そうだな」
「何か京四郎さんって思ったより熱血なんですね」
「そうですね。案外」
フィリスとエルフィは彼の意外な素顔に少し驚いていた。
「では行くとしよう」
「了解」
皆そのまま静岡に向かう。その中
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