暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百三十一話 地獄元帥の恐怖
[13/16]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
んだな」
「おうよ」
甲児はそれに応えた。
「今は周りの敵を相手にしなくちゃならねえからな。残念だけれどよ」
「わかった」
大介は頷いた。そしてスペイザーに変形し素早く地獄大元帥のところにやってきた。
「ふん、デューク=フリードか」
「そうだ」
大介は地獄大元帥の言葉に答えた。
「御前の相手はこの僕がする、いいな」
「ふむ。相手にとって不足はないな」
「それはこちらもだ。では行くぞ」
大介はダイザーに戻して構えを取ってきた。
「覚悟!」
ダブルハーケンを手に闘いを挑む。地獄大元帥もそれを受ける。両者は激しい戦いを開始したのであった。
戦いはそのまま百合にも至った。だがそれでも決着はつかず次第に両者に疲れが見えてきた。
「流石にやるな」
「貴様こそ」
二人は睨み合って言い合う。
「だがこのデモニカは撃墜できぬぞ」
「それはどうかな」
「何っ!?」
「知っている筈だ、このダイザーもマジンガーチームの一員」
大介は言う。
「その力は乗る者の力が大きく影響する。だから!」
「ムウッ!」
「これで決める。スペースサンダーーーーッ!」
ダイザーの全身に雷が落ちる。それがデモニカに向かって放たれた。
「ヌウッ!」
「これはかわせはしない!」
攻撃を放った大介が叫んだ。
「終わりだ!」
「ヌオオオオオオーーーーーーーッ!」
大介の言う通りであった。その速さ、その威力。デモニカといえどかわせるものではなかった。巨大要塞は雷に撃たれ動きを止めたのであった。
「おのれ・・・・・・」
「これで最後だ、地獄大元帥」
大介は炎に包まれるデモニカに対して言った。
「僕達の勝利だ」
「フフフ、まずは褒めておこう」
地獄大元帥は苦悶の中でこう言ってきた。
「わしに勝ったことはな。だが」
そのうえでの言葉であった。
「闇の帝王に勝てはせぬ。それは覚えておけ」
「ヘン、最後もそれかよ!」
甲児がそれに言い返す。
「俺達は負けねえつってんだろ!」
「精々今のうちに楽しい夢を見ているがいい」
甲児に対して言った。
「地獄で待っておるぞ!ハハハハハハハハハハ!」
最後に高笑いが聞こえた。そのまま炎に包まれ消えていく。地獄大元帥、いやドクターヘルとの戦いも遂に終わったのであった。
「これでいよいよ次は」
「ああ」
サコンがピートの言葉に応える。
「闇の帝王だな」
「腕が鳴るってものだぜ」
サンシローはもう戦意に溢れていた。
「すぐにでも行くか」
「いや、待て」
だがそれをリーが止める。
「どうした、リー」
「まずは補給と修理だ」
「そうですね。また激しい戦いでしたし」
ブンタも言ってきた。
「ここは早乙女研究所にでも入って」
「それで飯でも食って」
「ヤマガタケ君は結局それな
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ