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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百二十九話 地獄元帥の陰謀
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「前からそれが不思議だったんだが」
「何ででしょうね、そういえば」
麗もそれにふと思った。
「やっぱりどう考えても」
「何でも相当変な話があったそうですよ」
猿丸がここで言った。
「変な話!?」
「はい、最初は岡長官にそのままして頂くかイゴール長官になって頂く予定でしたけれど」
「僕もそうなると思っていましたよ」
アズラエルがここで言った。
「あの人は幾ら何でも、と思っていました」
「そうなんですか」
マリがそれを聞いて言う。
「はい。ですが気付いたら」
「気付いたらって」
「なっていたんですよ。最初その話を聞いた時は耳を疑いましたね」
「私もだ」
大河もここで言う。
「まさかとは思った」
「前から色々と悪名のあった奴だしな」
火麻も言った。
「捕虜虐待やら民間人への無差別攻撃とかな。滅茶苦茶な話なら一杯あるぜ」
「あの」
キラがそれを聞いて唖然としていた。
「三輪長官って軍人なんですよね」
「そうだ」
「それで将校なんですよね」
「そうだが」
火麻は二度答えた。
「しかも司令官で。それでそんなのですか?」
「信じられねえか」
「それはまあ。幾ら何でも」
「だがこれは現実なのだよ、キラ君」
大河の言葉がやけに重い。
「その結果が今だ」
「はあ」
「まああの時ティターンズのこととかで強硬派がかなり五月蝿かったんですよね」
アズラエルがその時の状況を述べた。
「それで気付いたら」
「あんなのがトップになっていたのかよ」
「連邦軍も何やってるんだ」
カガリとシンが言う。
「言うならこいつをトップにするようなものだろ」
「おい、待て」
カガリはすぐにシンの言葉に反応してきた。
「御前今何て言った」
「聞こえなかったのか?御前を国家元首にするようなものだって」
「私はもうオーブの首長だ!」
「えっ!?」
シンはカガリのその言葉に目を点にさせた。
「今何つった!?」
「だから私はオーブの首長だ!聞こえなかったのか!」
「嘘だろ!?」
彼はその言葉を信じようとはしなかった。
「幾ら何でも御前みたいなのを」
「ああ、シン君」
ユウナがここで話に入ってきた。
「これは本当のことだよ。それで首相が僕で」
「その通りです。カガリ様はオーブの首長であられます」
キサカも述べた。
「確かな証拠もありますので」
「オーブもまた凄いな」
シンはそれを聞いてさらに驚きを深めた。
「こんなのをトップにするなんて」
「御前!言っていいことと悪いことがあるぞ!」
「していいことと悪いこともあるだろ」
「正論って言えば正論だけれど」
ミサトがシンの言葉を聞いて呆れていた。
「この場合まずいわよね」
「シン君ってどうしてもカガリちゃんと仲悪いわよね」
「全く
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