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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百二十八話 ミケーネ帝国の攻勢
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が本番ってわけだな」
「だが甲児君」
鉄也が言う。
「落ち着いていけば問題はない」
「ああ」
「では仕掛けるとしよう」
大介も言う。そして三人は攻撃に入ろうとする。
そんな彼等にメカギルギルカンが攻撃を仕掛けてきた。
「ガオオオオオオオオン!」
メガグラビトンウェーブを放つ。だがそれはすんなりとかわす。
「今更そんな攻撃よ!」
甲児が攻撃をかわした後で言う。
「効くかよ!」
「おのれ兜甲児!」
「うぬはまたしても!」
「御前等の好きにはさせねえってんだ!」
甲児は例の二人に言い返す。
「ここで御前等の野望も終わらせてやるぜ!」
「そうはいくか!」
「そうだ!」
ブードとグールの中からそれぞれ叫ぶ。
「行けメカギルギルカンよ!」
「今度こそ奴等を倒せ!」
そしてメカギルギルカンに命じる。怪物はそれを受けて三機のマジンガーに突進してきた。
「グオオオオオオオオン!」
その爪を左右に振り回し切り裂かんとする。だが三機のマジンガーはそれを左右にかわし難を避ける。
「ヘン、遅えぜ!」
甲児が叫ぶ。
「そんな攻撃当たるかってんだよ!」
「甲児君」
ここで鉄也が声をかけてきた。
「今がチャンスだ」
「おっ!?」
「俺達が囲んでいる。だから」
「そうだ、鉄也君の言う通りだ」
大介もそれに頷いてきた。
「あれをやるぞ、甲児君」
「あれっていうとまさか」
「そうだ、そのまさかだ」
「行きますか、大介さん」
「あれか」
三人の間に多くの言葉はいらない。幾多の死闘を共に潜り抜けそんなものは不要になっていたのだ。
「そうだ、今だ!」
まずは大介が動いた。
「甲児君、鉄也君、僕に続け!」
「了解!」
「わかったぜ大介さん!」
二人はそれに頷く。そして一気に前に出て来た。
「甲児君!」
突進する中で鉄也がマジンガーブレードのうちの一本をマジンカイザーに投げてきた。
「受け取るんだ!」
「おうよ、鉄也さん!」
甲児はそれを受け取った。突進する中で三人が叫ぶ。
「トリプルマジンガーブレードッ!」
「行くぜ!」
「そこだ!」
まずは甲児と鉄也が左右から襲い掛かる。その間に大介はダブルスペイザーに一旦変身する。
「スペイザークロス!」
それで二人の動きに合わせて急降下を仕掛ける。二人がメカギルギルカンに剣を突き立てると同時に彼もまたダイザーに戻りダブルハーケンを振り下ろした。
「ダブルハーケン!」
止めとばかりにメカギルギルカンの額を両断する。それを受けたさしもの怪獣も動きを止めて断末魔の咆哮をあげた。
「ガオオオオオオオン!」
そして散った。全てはそれで終わりであった。福岡の空に大爆発が起こり三機のマジンガーはその炎を見送っていた。
「やったぜ!」
「ああ」
甲児の
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