説明会という名のプロローグ 〜知識のお話
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エヴォリミット、それはとあるゲーム会社が発売した燃えゲーの名前である。
そのゲームにパッチという鉱物が存在するのだ。その鉱物はパッチと名前が付く前はマーズサイトと呼ばれていた。
マーズサイトとアースサイト・・・・・・まぁそれは置いておこう。
そのパッチだがこれを生物に装着する事によって、装着者は絶大な能力を手に入れることができる。
まず第一に身体能力の大幅な向上。(作中では個人差はあるが100mが2秒台が普通らしい)
第二にそれぞれ独自の固有能力を獲得。
3に念話、相手と思考をリンクさせ、脳内で会話する能力。
最後にシェアリング、接触した相手と固有能力を共有する能力。
この四つである。
生物が別のステージに立つためのあと付け装置、故にパッチなのである。
生まれつき持っているか、後付で装着するかは違いがあるが、あのあと父から聞き出した情報を母の実家で整理していくうちに、疑惑が確信に変わった。
この星の結晶はパッチの劣化版のようなものなのだ、と。
まず身体能力は大幅に向上するが、100mをだいたい4〜6秒台、念話やシェアリングも同じだ、固有能力も代わりはない。
大きく変わったのは、精神的な”スイッチ”によって能力を発動状態をon/offできるくらいだ。
ゆえにこの星の結晶はパッチとほとんど同一のものだという事だ。
このスイッチだが大体5〜6歳の間に急に「あっできる」って感じになるらしい、とてもうそ臭い話だが、母に聞いても祖父祖母に聞いてもそう言う感じの答えだったからホントのことだろう。
ちなみに固有能力は10段階のレベルに分かれていて、
希少性10段階
有用性10段階
強力性10段階
この3つを足して3で割った数が固有能力のレベルになる。(少数は切り捨て)
例えば父の能力は
発火能力レベル1
希少性1
有用性2
強力性1
という感じだ。ちなみに発火能力者の平均はレベル3だったりする。
父の能力は希少性は発火能力者はかなりの数がいるので微妙に低く、有用性も薪に使ったりする程度で、使う場面はあるけれど稀にしかない、強力性も低く戦闘に使えないためナッシングという微妙な感じである。
ちなみに数字の評価は、
1:ある意味がない
2:非常に悪い
3:特に悪い
4:悪い
5:普通
6:良い
7:とても良い
8:特に良い
9:非常に良い
10:最高に良い
という感じで、現在の村の最高は未来視能力者レベル8だ
この辺の評価はエヴォリミットにはなかったのでここで独自にできたのだろうと思う。
これからあと最短二年、オレはどんな固有能力を手に入れるのか、オレはとても気になるのだった。
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