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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百二十三話 怨念の荒野
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ュドーが述べた。
「どうだい?皆でさ」
「カガリが落ち込んでいるだろうから」
「それで一杯買って来たんだよ。一緒に騒ごうと思ってな」
「そうだったのか、御前等」
プルとプルツーの言葉が胸に染みる。
「それでどうかしら。皆でね」
フォウもそこにいた。
「気晴らしによ。騒ぎましょうよ」
「もっともビールがあるのは意外だったけれどな。全くジュドーは」
ファもカミーユも。ロンド=ベルの少年ニュータイプ達がそこにいた。
「サンドイッチもあるし」
「セシリーのパンは凄く美味いんだ。だからそれも」
「シーブックはそれを毎日食べているんだよ。羨ましいよね」
「セシリーのサンドイッチか」
カツの言葉に異様に反応していた。
「どうかしら」
「クスハの手料理じゃないよな」
「大丈夫大丈夫」
ジュドーがそれを安心させる。
「今ブリットと一緒にマドラスに出ているからいねえよ」
「そうか。ならいい」
そこまで聞いて頷いた。
「それじゃあ入ってくれ。何かと散らかっているけれど」
「わかった。けれどその前に」
「何だ?」
カミーユの言葉に顔を向ける。
「その服装は何とかしてくれないか」
「正直目のやり場が」
ウッソが困った声を出した。
「もうちょっとお姫様らしくなあ」
「五月蝿い!」
オデロに言い返す。
「まあいいか。それじゃあ飲んで騒ごうぜ」
「そうだな。ちょっと待ってくれ」
トマーシュにそう返してから一旦部屋に戻る。それからジーンズとタンクトップで現われた。
「待たせたな。それじゃあ入れよ」
「ああ」
ジュドーがそれに応える。
「しっかしなあ」
ビーチャがまた述べた。
「何だ?」
「男みたいな格好だなあ」
「そうだよね。何か」
モンドとイーノも言う。
「カガリ、あんたスカート持っていないの?」
「スカートは好きじゃないんだ」
ルーに対して返す。
「あたしだって大抵タイツかズボンだけれどね。けれど」
「悪いのか?これが動き易くて」
エルにも言う。
「いつもこれだ。いいじゃないのか、それで」
「貴女お姫様なのよね」
フォウが核心を言う。
「そうだが。いいじゃないか、戦うお姫様でも」
「何かイメージがねえ」
「全く。おしとやかなお嬢様ってイメージが」
「このお姫様には皆無とは。嘆かわしいことだ」
「・・・・・・御前等、何時の間に来たんだ」
気付けばそこにいたドラグナーの三人に顔を向けた。
「いや、酒があるって聞いてさ」
「お菓子もあるんだろ」
「俺達も持って来たから。参加を志願するよ」
「全く。そういうことになると来るな」
悪態をついてはいても悪い気はしなかった。
「仕方ない。じゃあもう皆入ってくれ」
「よし」
「そうこなくっちゃ」
「今日はとことんまで飲む
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