原作前に小学校に入ろう
かくかくしかじか
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第八話 かくかくしかじか
僕、美愛、高町、バーニングと集まり、残りはあと一人。
いい加減に決めないとドッヂができなくなってしまうので、僕は美愛を含めた三人に誰か誘える人はいないかたずねる。
高町は人見知りなのか話せるような人すらもおらず、結果的に頼れるのは美愛とバーニングだけだった。
「う〜ん・・・私はもう誘えるような人は知らないかな〜」
美愛も既に誘える人はいなくなり、バーニングだけが頼り。
そんなバーニング自身もなんとか思い出そうとがんばる。
少し時間が経つとバーニングは「あっ!」と声を出した。
「月村すずかって人は?あの紫色の髪の女子」
そういわれ、僕は自己紹介で見た女の子を思い出す。
「あ、おにぃ。噂をすればなんとやら。あそこに月村さんいるよー」
美愛が指差す方向にいるのは、一人でフラフラとさまよっている女子。
「ほんとだ。じゃあ僕が言ってくるわ」
僕はそういって月村さんのいる数十メートル離れた所まで跳んだ。
「「・・・跳んだ!?」」
後ろでバーニングと高町が驚いているが、僕は見事にそれをスルー。
気にせずに月村のところまで行く。
「さて、かくかくしかじかなわけだから、同じチームに入ってくれないか?」
「えっと、実際にはかくかくしかじかしか言ってないから意味わかんないけど・・・わたしも一人で困ってたからいいよ」
「ってなわけだからみんな、チームに入った月村だ。宜しく」
僕が気楽にそう言うと高町とバーニングは
「「な、なにがってなわけなのよ(なの)」」とか呟いていたものの、別に問題はないらしく、普通に迎え入れていた。
さあ、全員そろったぞ!次はドッヂ本番だ!
僕達は気合を入れて奈々ちゃんのところに走っていった。
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