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IX+V=....
3rd 出会い
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スさんの発言から
「僕、いいならナインと一緒に暮らしたい!もっと話したい!」
というリュカの意見につながり、俺はリュカの家で暮らすことになった。
「ナインの事情は私たちだけの秘密にしておいた方がいいな。他に知っておく必要があるのはサンチョくらいだろう。」
「下手に騒がれても困るものね。」
「村の人達には上手く説明しておこう。では、リュカ、ナイン、家に帰るか。」
「待って!!」
今まですっかり忘れていた。
「俺が落ちたところに剣がなかったか?長い洞窟探検の末やっと見つけた剣で、とても大切なものなんだ。」
あの剣だけは... ‘銀河の剣’だけは失いたくない!
「あれのことじゃないかしら?」
シスター・ミラが壁を指差す。
そこには見覚えのある鞘があった。
あれは... 銀河の剣!!
「これだ!どうもありがとう。」
「探し物は見つかったようだな。よし、帰るとするか。ではシスターいろいろとありがとう。」
「ばいばーい、シスター・ミラ!またあとでねー!」
「いろいろとどうもありがとうございました。」
始めて丁寧なお礼を言った気がする。
「またねー、リュカ君、パパスさんに、ナイン君!」
俺たちはシスターに別れを告げると家に向かって歩き出した。太陽はもう完全に登っていた。

ナインSide end
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