第五十七話 自覚
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しかしそれを聞いた黒歌はどうという事もなかった。そして闇慈の顔をじっと見だした。
「何だ?」
「さっきの一撃・・・中々良かったにゃ〜。もう一回ぶってほしいにゃ♪」
「・・・はっ?」
黒歌の願望に闇慈はどう言っていいのか分からず、呆然としていた。
ここで一誠の声が周りに木霊する。
「おっさん!大変だ!右のおっぱいと左のおっぱい!どっちをつついたら良い!?」
闇慈は何をやっているんだ?と思い、見ていると乳房を晒け出したリアスと、それをつつこうとしている一誠の姿が目に入った。そして一誠は遂にリアスの乳房を突付くと・・・
『・・・至った。本当に至りやがったぞォォォ!』
『Welsh Dragon Balance Breaker!!!』
ブーステッド・ギアの宝玉に光が戻り、膨大な量のオーラが一誠の全身を包み、鎧と化した。
「バランス・ブレイカー、[赤龍帝の鎧]『ブーステッド・ギア・スケイルメイル』!!主のおっぱいを突付いてここに降臨・・・」
「遅いわ・・・」
ゴツン!!
闇慈は鎧と化した一誠に今度は容赦ないダークネス・フィストで拳骨し、地面に陥没させたが・・・
「痛って〜!!?いきなり何すんだ!?闇慈!!」
「おお・・・かなり本気のダークネス・フィストを打ち込んだが無傷だなんてな」
『相棒、おめでとう。しかし酷い。俺はそろそろ本格的に泣くぞ』
「ドンマイだな、ドライグ」
『うおおおおおん!!!』
二人と一匹が漫才みたいなものをしていると突然空間が裂け、その裂け目から背広を着たメガネの若い男が現れた。そして彼の手には極大なまでに強い聖なるオーラを放つ剣が握られている。その剣を見たタンニーンが叫ぶ。
「全員そいつに近づくな!手に持っている物が厄介だぞ!聖王剣コールブランド。またの名をカリバーン。地上最強の聖剣と呼ばれるコールブランドが白龍皇のもとに・・・」
メガネの若い男が握っているのは地上最強の聖剣。ここで男性が口を開く。
「そこまでです、美猴、黒歌。悪魔に気付かれました」
「二刀か、鞘に収めている方も聖剣だな?」
「こっちは最近発見された最後のエクスカリバーにして、八本中最強のエクスカリバー。『支配の聖剣(エクスカリバー・ルーラー)』ですよ」
(行方不明になっていた。最後のエクスカリバーか?)
ここで一誠が疑問の声をあげる。
「良いのか?そんなこと話してもよ?」
「ええ。私もそちらの方々に大変興味がありましてね。赤龍帝殿、死神殿。聖魔剣使い、そしてデュランダル使い手によろしく言ってもらえませんか?お互い一の剣士として合間見えたいと。では行きましょうか?」
「ちょっと待って欲しいにゃ」
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