第2章 妖精の尻尾
フェアリーテイルの魔導士
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「大丈夫、意識を失っただけだ。魔力の消耗が激しかったみたいだな・・・。」
「当たり前よ!今日で何回治癒魔法を・・・!!!」
「落ち着け。ミラさん、ウェンディをお願いします。」
「わかったわ。」
俺はウェンディをミラさんに預ける。
「(ナツにしか倒せない・・・しかしマスターはドラゴノイドを攻撃しろと言った
・・・そうか!!)」
「エルザ、じいさんは俺に秘策を・・・」
「わかっている、皆まで言うな。」
秘策・・・?エルザさんは何かわかっている様だけど・・・あ、そうだ!
「エルザさん。」
「何だ?」
「あのドラゴノイドを遠くまで飛ばしてもいいですか?」
「・・・できるのか?」
「ええ。町の被害をできるだけ少なくしたいので・・・。」
「・・・いいだろう!」
エルザさんの身体から光が放ち、4つの白い羽の様な物を付けた鎧が装着されていた。
「お前達は全力を上げて、リザードマンを排除しろ!
私とコージはドラゴノイドを倒す!!」
「でもエルザ・・・!」
「ナツはどうするのさ!?」
「それがマスターの・・・つまり妖精の尻尾の意志だ。
いいか、この町は何としても守る!ギルドと、私達の魂と誇りにかけて!!」
「エルザ・・・。」
「わかっているよ。オイラだって妖精の尻尾の魔導士だ・・・でも・・・。」
「オスネコ・・・。」
「皆さん!リザードマンが来ます!!」
俺の言葉と同時に皆さんはリザードマンとの戦闘がはじまり、
俺とエルザさんはドラゴノイドへ向かって行った。
「ジュビア、俺について来い。」
「ええっ!!!」
「エルザさん!あのドラゴノイドの気を退いておいてください!!
遠くに飛ばすのに、一応、周りの確認をしたいので!!」
「わかった!!」
エルザさんはドラゴノイドの背中の方へ飛んだ。
「天輪・繚乱の剣!!」
無数の剣がドラゴノイドの背中を攻撃する。
「はいはい、全然平気なの。その程度。チャージ終了まで、あと3%!」
「は〜い。それじゃあ、遠くへ飛ばしま〜す。」
「はい?」
俺はドラゴノイドの腹辺りに居った。
「闇から光へ・・・光竜の鉄拳!!!」
俺の体に身に纏っていた黒いオーラが白いオーラへと変わり、
拳に光を宿し、ドラゴノイドを殴った。ドラゴノイドはそのまま飛ばされた。
「あららららららっ!!!!!!!!??????」
ドラゴノイドは回転しな
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