第30話
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!?」
神裂は珍しく激昂したが土御門は簡単に受け流してしまった。
「うにゃーん、それじゃ火野を回収するにしても人質を救出するにしても、とにもかくにも現場に行ってみないと。
それで現場ってどこなんだか、神奈川県内だけじゃあ結構広いぜよ。」
あの、と上条は恐る恐る片手を挙げて発現する。
「何ですか、現場に連れて行けという要望なら却下します。
ステイルはどうだか知りませんが私はあなたを戦場に連れて行く気などさらさらありません。」
「そうではなく、さっきの上空からの映像で気になる点が一個あったんだけど。
いや、でも、けど、見間違いかもしれねーし、あってたとしても。」
「即刻言いなさい。」
「ウチの母さんの趣味がパラグライダーらしくてさ、全然分かんねー近所の上空写真を山盛り持ってこられた事があるんだけど。
なーんかあの赤い屋根って見覚えある気がするんだよなー。
実家の上空写真で。」
上条はあまり正解であってほしくないような顔をしながら言うのだった。
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