第4章 聖痕
第35話 仮面の支配人ファントム
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それでは、章のタイトルの『聖痕』について。
この物語内では、五つの場所に聖痕を付ける心算です。
右手首。左手首。左わき腹。右足首。左足首。より原典に忠実な位置に刻む心算です。
但し、今回は、鮮血と共に傷痕を付けると言うようなマネを為してはいませんが。
流石に、今作では、通常の治療では回復不能と成るような傷痕を付けると、最初のティンダロスの猟犬戦で傷を付けた後に、タバサが少し情緒不安定に成る可能性を考慮しましたから。
彼女は、この戦いの時には既に、主人公に刻まれた使い魔のルーンの意味に付いては知って居ました。つまり、主人公の未来に暗い未来が待ち受けている可能性に気付いていたと言う事です。
尚、これは、本当に『生け贄の印』です。
元ネタとして、女神転生を含んでいると言いましたし、各種神話の独自解釈を行っていますから、神話に置ける英雄と呼ばれた方々の末路も当然、念頭に有ります。
更に大団円的なエンディングを用意して有る、とは言いましたが、TRPGのマスターが用意するエンディングとは、普通はひとつでは有りません。
私がマスタリングした場合は、最低でも3パターンのエンディングを用意して有ります。
普通に到達するエンディングと、少し悪い形のエンディング。
そして、物語の真の悪役を表面に引っ張り出す事に成功した真のエンディング。
TRPGのシナリオならば、真のエンディングに到達した事は有ります。PBMでは無し。
それでは、次回タイトルは、『影の国の女王』です。
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