暁 〜小説投稿サイト〜
モンスターハンター 転生先でのお仕事はハンターです。
第四話 俺は新人ハンターだが、もうダメかも知れない
[1/5]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
 第四話 俺は新人ハンターだが、もうダメかも知れない

 ハンターとして生活し始めて一週間がたった。
 ここ一週間でやっていたのはギアノスを10匹狩ったりブルファンゴ10匹の狩猟や素材集めばっかりだった。
 おかげで狩場の地形や武器の性能を図るのにはいい機会だった。
 その分報酬は少なかったが……そろそろ牙獣種のボスかドス系に挑んでもいいかなと考えているところだ。
 

 俺がこの一週間話をしたのはギルドの受付嬢のトリシアとその父のハンスさん、後は集会所にいるギルド長(名前は知らない)ぐらいだ。
 はっきり言って周りの目が気になる。
 と言うか同期や下位ハンターたちの目が怖い。
 
 恐らく俺の武器が原因だろう。
 まだ入りたてで大型モンスターを一体も狩っていないのに武器だけは大層なものを使用しているところだろう。
 そういう意味でもそろそろ大型モンスターを狩りださなければ何を言われるか分かったもんじゃない。
 パーティを組んでいる奴らはもう鳥竜種やダイミョウザザミなどの大型狩りだしているらしい。
 一ヶ月の早いのは伊達ではないな。
 
 ただ俺が一人で大型モンスターを狩っても武器の性能のおかげだとか言われるのが落ちだろうしな。
 だが、狩らないなら狩らないで腰抜け扱い。全く持って面倒だ。
 まぁ大型を一人で狩れるようになれば依頼人やギルドからも信頼され名指しで依頼が来るようになるらしい。
 そうなれば結構楽になるのだろうがとりあえずはここが頑張りどころだと思う。


 集会所のクエスト案内板では今日も様々なクエストが張られている。
 で、俺のお目当てはアオアシラだ。
 アオアシラなら何とか一人でも狩れると考えたからだ。
 狩場周辺に他の大型がいないことを確認してから受けることにする。
 
  
 なぜなら今の武器で攻撃力は下位なら大抵の大型に通用すると思うが、防具が未だに剣士系はハンター装備のままなので防御力に不安を覚える。
 もし乱入されたら狩りどころか生きて帰れるかも怪しくなると考えている。
 人によっては臆病者と捉えるかもしれないが一人で立ち回るにはまだ経験が足りないのは事実だ。
 
 それはこの一週間で嫌と言うほど理解した。
 雑魚でも囲まれると厄介だ。
 前後左右を常に注意するのは物凄く疲れる。
 一度集中力が欠けてギアノスに後ろをとられて死にかけた。
 この時は運よく横から突っ込んできたブルファンゴにギアノスが引かれたので助かったが二度も同じ幸運が続くとは考えていない。 

 
 だからクエストが終わって移動中に寝ていることがある。
 ライトボウガンでなら生きて帰ることだけなら出来ると思うが弾代を考えるともう少し待った方がいいと判断した。 

 
 現状、
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ