暁 〜小説投稿サイト〜
モンスターハンター 転生先でのお仕事はハンターです。
第三話 新たな場所、新たな出会い
[4/4]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
トリシアを放置して集会所から出ようとしたらトリシアに肩をつかまれた。
痛い、痛い、一応ハンター装備をしているのにこの威力化け物か。
「スレインからもお父さんに言ってやって!」
「何だ! 小僧、これ以上トリシアに寄るな、触るな、話しかけるな。さっさと消えろ!」
あー、えー、とりあえず落ち着いてください
トリシアさんにこのギルドの事について聞いていただけですよ他意はありません
「本当か? 本当にそうか? トリシアが可愛いから口説こうとか考えてないのか?」
本当にそうですよ
可愛いのは同意しておきますが、口説こうとは一切考えてませんから
「なぜだ! こんなに可愛いなら口説こうとか考えるだろう。さては貴様もうトリシアに手を出したのか!?」
ああ、本当に面倒なことになった。
長老に挨拶に行こうと思ったのにどうしてこうなった。
とりあえず、適当に相手して逃げよう。
数秒黙ってアフロを観察し目を合わせておく。
これによって相手は少しだが頭が冷える。
後は話初めに相手を否定しないように話しかける。
手は出していませんよ
それに今は色恋ごとよりさっさと稼いで実家に仕送りすることしか考えていません
「うーむ、本当に信じていいのだな?」
はい
「分かった。いきなり問い詰めるようなことをして悪かったな」
気にしないでください
親が子供を心配するのは当然だと思いますので
それに私にも歳の離れた妹がいますので完全ではありませんが気持ちは理解できます
こういう問答の時に初めに『だから』とつけると相手は否定されているようにとられるので注意が必要だ。
後は、ほんの少し自分の身の内と相手の境遇を合わせてやると向こうの勢いは削がれる。
全く前世でアルバイトでクレーム対策として身に付けたことが役に立つとは思わなかったな。
その後アフロの名前はハンス。
ハンターランクが6であること。
奥さんに先立たれてトリシアを一人で育てることになったことなど聞いてもいない身のうち話を聞かされていた。
まぁ、そのあとハンスさんが長老のあいさつをとりなしてくれたことはありがたかったが。
因みに長老は物凄くデカかった。
座っていたから全長は分からなかったが、恐らく5Mはあると思われる。
これなら2ndGの農場にあった巨大な剣を振り回せるのも納得だ。
後は何故かトリシアとハンスさんと一緒に夕食をとって解散という何とも濃い一日になった。
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ