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モンスターハンター 転生先でのお仕事はハンターです。
第三話 新たな場所、新たな出会い
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無い
 しばらくは、防具を作ることに専念するよ
 幸い武器だけは良いもがあるから無茶をしなければ生き残ることは出来ると思う

 「そうだね。初めは皆そうだよ。だけど装備が良くなったからってやっぱり油断していると死ぬよ。実際にここの集会場でも死人は出てるからね」

 忠告ありがとう
  
 「素直でよろしい」

 トリシアと世間話をしていると、遠くの方からこちらにドドドと重たい物が走っているような音が聞こえた。

 『―――ア ――』

 声? 一体なんだ?
 
 「あ、あはは、い、一体なんだろうね?」

 『―――リ―――ア―――』

 トリシアの顔が引き攣っている。
 何か厄介なことになりそうな予感がプンプンする。
 念のために何時でも動けるように腰を少しだけ浮かせておく。



 で? トリシア、あちらから物凄い勢いで走って来る立派なアフロの持ち主は君の知り合いかな?

 「そ、そんなことないよ……?」

 『ト――シア――れろ――― ろ』


 一瞬物凄い殺気を感じた。
 これはヤバいな。
 ドスジャギイの時よりヤバい感じだ。
 

 「スレイン、やっぱり逃げて!」

 逃げるなら。いやもう遅いか

 「へっ?」

 「トリシアから離れろ、この下郎!」


 叫び声とともにこちらに突進してくるアフロを視認してタイミングを計り、後ろに下がる。
 走ってきたアフロは、そのまま集会所の柱にぶつかった。
 ぶつかった衝撃で集会所が揺れた。
 アフロはその場で気絶している。
 
 
 もしぶつかっていたらと思うとぞっとする。
 トリシアも顔を伏せているしどうするかね。


 トリシア大丈夫か?

 「う、うん。スレインこそ大丈夫?」

 ああ、何とかな
 で、今の人は誰だ?

 「えーと、「トリシア、その男に近づくな!」」

 何時の間にか復活したのかアフロ男が俺とトリシアの間に入り込んできた。
 


 「トリシア、この男に何かされなかったか?」

 「ちょっと、お父さんやめてよ」

 「男は皆、イビルジョーだと教えただろ? 本当に何もされていないのか?」 
 
 「本当に大丈夫だって。今日来たところだから集会所の説明とか世間話をしていただけだって」 


 どうやら、このアフロはトリシアの父親だったらしい。 
 しかし、トリシアが恋人が出来ないといった理由がこれか。
 過保護な親を持っているからか、ハンターランクは分からないが装備を見ても歴戦のハンターというのがよくわかる。
 これでは、男があまり近寄らないわけだ。


 さてこれ以上絡まれる前に長老に挨拶に行くか。

 アフロと口論中の
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