暁 〜小説投稿サイト〜
モンスターハンター 転生先でのお仕事はハンターです。
第三話 新たな場所、新たな出会い
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クが低い間は新人同士のパーティが原則でね」
トリシアは困った顔で俺の疑問に答えてくれた。
つまりは慣れていない間は多くの人間と関わるより気の合う人間と組んだ方が相手の事を理解して進めた方が危険が少なくなるらしい。
また、初めからハンターランクが上のハンターの猟団に入ると装備だけが一人前で腕がだめなハンターが出てくる可能性があるのでここのギルドでは組ませないらしい。
何にしても俺はソロで活動することになったことに変わりはないが……とりあえず取り分が増えたと喜ぶべきかそれともリスクが増えたと嘆くべきか迷うな。
そのままトリシアに宿舎に案内してもらった。
といっても場所は集会所の裏にあったので直ぐに行く事が出来た。
宿舎は木造三階建て各階に8部屋とかなり大きい。
さらに東側が男子寮西側が女子寮となっている。
俺の部屋は一階の入り口近く105号だ。
荷解きをしようとしているとトリシアがまだ部屋にいて部屋中を見渡している。
どうした? まだ何かあるのか?
「えっと、男子寮は初めて入ったからどんなのかなって思って」
うん? 入ったことないのか? 彼氏がいたら来たことぐらいあるだろう?
「かかっかかか彼氏とか、いい、いないし。と言うか……出来ないし」
そうか。そのなんだいつかいい人が見つかるさ
とりあえず荷解きするから仕事に戻ってくれていいぞ
「はは、ありがとう。そうするよ」
しかし、これほど容姿が整っているのだから恋人の一人や二人いてもよさそうなものなんだがな。
これからの事を考えながら荷解きをしていった。
部屋の準備が終わって気が付けば昼になっていた。
集会所の中には食事をするところもあるので昼食を済ませて長老に挨拶に行こう。
集会所には昼時だからか多くのハンターが昼食をとっていた。
今日はクエストを受けるつもりはないので空いている席で軽食を食べているとトリシアに声をかけられた。
「ヤッホー、スレイン。ここ座ってもいいかな?」
ああ、別に良いけど
別に断る理由もないのでOKを出した。
「いやーありがとう、部屋の準備は終わった?」
おかげさまで終わったよ
今日はこの後長老に挨拶に行って、後は街を探索しようと思う
「そうなんだ。じゃあ、クエストを始めるのは明日からか。頑張ってね」
そうするよ。しばらくの間は無理にクエストを受けるつもりはないがな
「それが良いと思うよ。ソロで活動するときは出来るだけ慎重にクエストを選ばないとちょっとしたトラブルであっさり死ぬこともあるからね」
だろうな。今の装備は心許
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