『作戦会議と昼食……らしきモノ?』
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ぁ・・・ホレ」
ポケットから取り出したのは、某蛇さんもお気に入りのカロメと男子高校生の味方、カツサンドである
「深羅よ、いつも気になっておったのじゃが・・・お主のポケットはどうなっておるのじゃ?」
禁則事項であり企業秘密です!
「深羅、いいの!?」
「あぁ。そのかわり、初戦から黒星とか止めてくれよ? 卓袱台が段ボールになるかもしれねぇんだしな」
「うん! よし、これで一週間は過ごせる」
いや、今食えよ
「んじゃ、作戦の説明をするぞ」
涼風が吹く屋上で、Fクラス勝利の為の作戦内容に耳を傾けた
◇
「という感じなんだが・・・司馬、どうだ?」
雄二が飛鳥に問う。流石の元神童でも、不安な部分はあるらしい
「ん〜大方の構成は出来てるし、特に言うことは無いけど・・・あるとすれば、島田さんの防御だね?」
「え? ウチの防御?」
「うん。島田さん、悪いけど全教科の点数を書いてくれるかな?」
飛鳥はポケットからメモ帳とシャーペンを出し、島田はそれに書いていく
「う〜ん、国語系統もそうだけど化学がちょっと狙われやすいかもね・・・坂本君、他教科で65から上の人って把握してる?」
「ああ。確か、二人か三人は居た筈だ」
「それを島田さんの部隊に回して、防御壁は出来た・・・それに田中教諭を使うなら補給付近に何人か配置しておけば、長期戦を狙う分には幾らか有利だね。
援軍は出来るだけ早めにする事。多分、吉井君の部隊はその時には保ちそうにないしね・・・
とまぁ、私の入れ知恵はこの位だよ」
飛鳥の入れ知恵を聞いた他の面々はーー
『・・・・・・』
驚愕の表情をしていた
「噂には聞いていたが・・・」
「まさかここまでとはのぅ・・・」
「・・・想像以上」
「やっぱり飛鳥ちゃんは凄いです!」
「凄すぎて何て言えばいいのか分かんない・・・」
「司馬の異名も納得だよ」
飛鳥の実力に賞賛の声が上げられる
「アハハッ、ありがと。でも、これは予防線みたいな物だから過度に信用しないようにね」
「司馬には感謝だな・・・お前達が協力してくれれば、ウチは最強だ」
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