『作戦会議と昼食……らしきモノ?』
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「明久には、Dクラスへの宣戦布告の為の『死者』になって貰う。無事大役を果たせ!」
「・・・下位勢力の宣戦布告の使者って、大抵酷い目に遭うよね? しかも字が違がくなかった?」
「何を言うかと思えば、そんな事か・・・お前はある程度イケメンなんだからいけるだ「分かった、行ってくるよ!」おう、行ってこい」
馬鹿で助かったよ・・・怪しむ事さえしねぇんだもの
「と、この様に、身の危険を感じた場合はあの馬鹿を囮にするか、人身御供、又は生贄に捧げるか等、様々な用途があるので覚えておくように」
◇
「騙されたぁ!」
明久、ボロボロに成りつつも帰還
「やはりそう来たか」
「あえて言おう・・・カスであると!」
「クケエエェェェェ!」
ドスッ!
狂人化し襲ってきた明久を沈める・・・思ったより浅かったか
「吉井君、大丈夫ですか?」
「大丈夫、殆ど掠り傷だから」
にっこりと微笑み返事を返す明久に、面白くなさそうな表情で島田が近付く
「本当に大丈夫?」
「平気だよ、心配してくれてありがとう」
微笑んで返事を返した明久に島田はーー
「そう、良かった・・・ウチが殴る余地はまだあるんだ」
「ああもう駄目!死にそう!!」
拳を握り締め笑顔を浮かべる島田を見て、明久は慌てて体を押えて転げまわっていた・・・ツンデレ? ヤンデレ? どっち?
「取り合えず屋上でミーティングするから、深羅と司馬も来てくれ。お前達の意見を参考にさせてもらうからな」
「主に飛鳥にだな。行けるか?」
「ある程度の情報があれば行けるさ」
流石名軍師の再来と謳われる位の事はあるな
主要メンバーが次々と教室を出ていく中・・・
「ムッツリーニ、畳の痕なら消えてるぞ?」
「・・・ッ!(ブンブン)」
「・・・what collar?」
「・・・水色、緑」
即答かよ・・・ま、これだからコイツと連むのは止めらんねえんだよな〜
◇
屋上
「明久、開戦時刻は何時にって言った?」
「一応、今日の午後にって言ってきたよ」
「じゃあ、先にお昼ご飯ってことね?」
「そうだな。明久、今日くらいはまともな物を食べろよ?」
「明久・・・またアレか?」
つか、アレだけでよく生きてられるよな・・・
「吉井君ってお昼ご飯は食べない人なんですか?」
姫路の捉え方は優しく言えばそうだが、もっと酷いんだなコレがな〜
「違うぞ姫路。こいつの主食は水と塩なんだ」
「それも毎日と来た・・・馬鹿を超越したな、お前は」
ギネスに載るんじゃないか? 塩と砂糖と水で生き残っている高校生ーー吉井明久
イカン、情けなさ過ぎる
「は
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ