暁 〜小説投稿サイト〜
俺が魔王の息子ってマジですか!?
5話 思い出+どうやら子育ては相当なストレスのようです。(後編)
[5/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
、紅蓮様の前で殺気を放ちながら武器のモップを次元から取り出す。

「小娘。いい加減に・・・「いい加減にするのは、貴様だ」!?」

私がラミアを殺そうとモップを構えると、ヒルダが現れ、私の首の近くに剣を突き出す。
首と剣までの距離は数センチ。


「ヒルダ、貴女・・・。」

「ヨルダ、ラミアの言う通りだ。今回は焔王様が悪い。
それに、紅蓮様の御前で我を忘れるなど・・・どう責任を取るつもりだ?」

邪魔をしないで。
そう言おうとした時、ヒルダの言葉から紅蓮様の名前を聞いて冷静になっていく。
わ、私は・・・。
私は戸惑いながら、チラリと紅蓮様を見る。


「・・・」(必死に祈っているので顔に力が入っている)


今までに見た事のない顔で、紅蓮様は私を見ていた。
私は・・・どうなるのだろうか?
モップを消し、呆然と立ち尽くす。
もしや、捨てられるのだろうか?殺されるのだろうか?
それとも・・・。
私はもう、自分がどう処分されるか、そんなことしか考えれなくなっていた。
私は・・・。

「ヨルダ。」

「は、はい・・・」


紅蓮様に名を呼ばれ、返事をする。
しかし、ガタガタと体が震え始めて止まらない。
どんな処罰が下るのか?
紅蓮様の口の動きがゆっくり開く。
 




ついに・・・。





紅蓮様の口から・・・。





処罰の言葉が









「一週間の休みをとれ」





放たれ・・・・は?




「「「は?」」」



この場に居る紅蓮様以外の声と私の声がハモる。
当然だ。紅蓮様の言った内容は私が、この場に居る全員が思っていた以上に
軽すぎるのだ。
紅蓮様の言葉をもう一度思い出す。

『一週間の休みをとれ』

つまり一週間の謹慎。


「ぐ、紅蓮様?そ、それだけですか?」


私は混乱したまま、思わず紅蓮様にそれだけなのかと聞いてしまった。
すると、紅蓮様は・・・。


「では一ヶ月間だ」


「りょ、了解しました」


これ以上は無いぞ。みたいな感じで、謹慎期間を延ばしただけだったのだ。
それから私は紅蓮様の部屋から退出し、イザベラ達に謹慎処分の事を話した。

「そうですか、紅蓮様が・・・・」

「マジか・・・」

サテュラは私の予想通りの驚いた反応をしたが、イザベラは何かを考えている。

「もしかしたら・・・・」

「ん?なんだよ、イザベラ。なにかわかったのか?」

「そうなの!?イザベラ!」

どうやら、イザベラは何かわかったようで、サテュラも私も
イザベラに聞く。
早く教えて欲しい。

「なん
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ