3.新しい発見
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すとは思わなかった。
「何で…いきなり起動した」
「触れた瞬間に魔力を供給させて貰いました」
独り言のつもりだったのだが、このデバイスは律儀に答えてきた。
「名称と愛称を決めて貰えませんか?マスター」
「名称はブラックスカイ、愛称はブラックだ」
これは、かなり即興で考えた名前だ。
基本的には名前はそこまで痛い名前でさえなければいいのでそこまで気にはしない。
「これからお願いします。マスター」
「よろしく。ブラック。今回はこれで」
挨拶を済ませると彼はまた机の上にブラックを置き、そのまま外に出た。
何故ブラックを中に置いたままなのかというと、あんな指輪をこの体で持っていたらまずいであろう。いくら注意したとしても何かの拍子で見つかるか分かったものではない。
自分の部屋でももらえれば話は別だが部屋なんぞ貰える気配など全くない状態である。故にブラックは置いてきた。
賢そうだし察してくれるであろう。
そんな考えで彼はブラックを放置…でなく置いてきたのだ。
そんな事よりも、今後あの部屋のことを考えなければいけないのだ。
急遽、今後のことを考えなくて話ならない状態に陥った事になり、彼の暇な時間は無くなった。
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