第三話 ここのタイトル忘れた・・・・・・。
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赤髪のおじさん(見た目は青年なんだが・・・・・・)に連れられて俺と同じくらいの女の子が迎えに出てくる。きっとあの子がキュルケなのだろう、原作時は背も高めで、ルックスがよかったが、幼少時ということでほかの人物ったちと大差が見受けられない。とまあそれはよしとして・・・・
「マクシミリアン・フォン・ケンプファルトです。小さき頃にお会いした以来となりますが今晩はよろしくお願いします」
しっかりとあいさつはしておきましょう。
「おや、凄くしっかりした挨拶をしますね、うちのキュルケはまだそんなにしっかりしていないのですよ」
「ははは、そんなことは結局できれば同じことだよ」
「そうだね、ははははは」
キュルケはツェルプストー辺境伯の後ろから顔を出しているだけで、堂々としていない。学校で大胆なあれは最初からじゃないのか・・・・・・・なら・・・・
「一緒にあそぼ」
キュルケに手を差し出した。するとキュルケは、え?という顔をしたあと、差し出した俺の手に、自分の手を向けてきた。そして、俺の手を掴みながら、笑顔で頷く。
「父上、キュルケと遊んで参ります」
俺は一応、父上に言っておく。そんなことあってほしくないが、ツェルプストー辺境伯と喋っていて、こっちがいなくなったことに気付かない。とかがありそうだからだ。キュルケのほうを見ると、キュルケも、自分の父親に遊びに行くと、通達していた。
この後、キュルケと俺は、日が暮れるまで、追いかけっこや、地面に寝転んだりして遊んだ。
さすがに、日が落ちてきており、夕方となったので、俺達が屋敷の中に入ると、父上達が、既にお酒を飲みはじめていた。料理も準備されている最中だったので、そろそろ夕ご飯の時間かな。と考えていたら、父上達が夕ご飯だぞ、と、手招きをしてきた。
夕ご飯はキュルケと並んで食べた。喋りながら食べていると、キュルケが急に倒れかかってきた。熱でもでたかと思い、焦って様子を見ると、ただ寝ているだけだった。走り回ったのだから当然か・・・と支えながらキュルケを見ていると、父上達がわらいだした。
「どうしましたか?」
尋ねても笑っているだけで進展がない。なんで笑っているかはいいとしても、キュルケをどうにかしないと、と思い、キュルケの部屋は何処かと聞くとさらに笑う。怒気を混ぜながら再度聞くと、メイドが呼ばれ、キュルケを部屋に連れて行った。この日以来、キュルケと俺は、お互いの家に長期間滞在するようになった。
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