暁 〜小説投稿サイト〜
ちょっと違うZEROの使い魔の世界で貴族?生活します
本編
第10話 妹の魔法と招待状?
[5/5]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
るに、深刻な話では無さそうです。その事に安心しながら、私達は席に着きました。そして紅茶を少し飲みホッとした所で、母上が話し始めます。
「ヴァリエール公爵家の三女ルイズに友達を作る為に、同い年の子を呼ぶ事になったのよ」
「たしか、アナスタシアが同い年でしたね」
私が返事を返すと、母上は頷きました。
「そうなの。それでアナスタシアとモンモランシ伯の子供に、招待状が届いたのよ」
家だけでなく、モンモランシ伯の子供もですか?
「今は“情勢が不安定だから自重する”と言う話になっていたのだけど……。王都で公爵とモンモランシ伯爵が、アズロックと話をして、私が護衛に付けば安心って事になってしまって……」
(いくら魔の森拡大阻止の為、この三家が仲が良いからって。……それよりアナスタシアの安全は、本当に大丈夫なのでしょうか?)
私はその話に、思わず溜息を吐いてしまいました。
「もちろん、ディーネちゃんとギルバートちゃんも一緒よ」
「「私も?」」
思わず出た言葉が、ディーネとハモってしまいました。
「明後日の朝、アズロックが帰って来るから。帰って来次第出発よ。一度モンモランシ伯の家によって、伯爵令嬢の……えーと」
「モンモランシー・マルガリタ・ラ・フェール・ド・モンモランシ?」
母上が名前らしき所で言い淀んだので、モンモランシーのフルネームを言ってみました。しかも図星だった様です。母上が少しだけ渋い顔になり、睨まれてしまいました。まあ、この手の指摘なら訓練が激化する心配は無いので、怖がる必要はありません。
「良く知ってたわね。……取りあえず、その子と護衛に合流して、ヴァリエール公爵の屋敷へ向かう事になったわ」
「「はい!!」」「はい」
私とアナスタシアは元気に返事をしましたが、ディーネの反応が若干鈍く声も小さかったです。ディーネの出自については、養子に取る時に話してあります。その事を気にしているのかもしれません。母上も気付いてる様ですが、後でフォローをしておいた方が良いでしょう。
いよいよ、原作キャラと初の対面です。情勢が情勢だけに、杖と剣は必須ですね。何事も無ければ良いのですが……。
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ