暁 〜小説投稿サイト〜
とある完全模写の物語
イマジンブレイカー
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ックスに関する情報は教えた。お前が何か出来ると言うなら…インデックスを救って見せろ。だが、お前が一日でなにも出来なかった場合は…インデックスの記憶は消さしてもらう」

「光輝!」

 神堂の言葉を聞き、火織が声を上げる。流石にこの言葉を火織は予想していなかったのだろう。
 
「…一日だけだから…頼む。あいつに賭けさせてくれ」

「…分かりました」

 神堂な悲痛な表情を見て、火織は後ろに下がる。火織も火織でインデックスが苦しむ姿は見たくないのだ。だからこそ彼女はこうも簡単に食い下がったのだろう。

 それに、火織が心から信頼している神堂が目の前にいる少年に賭けてみたいと言ったのだ。人を余り信用しない神堂が、だ。

「もう一度だけ言うぞ。一日、足掻いてみせろ」

「…いいぜ…やってやるよ!てめぇらに出来なかった事を俺がやってやる!」

 最後に少年はそう叫ぶと緊張の糸が切れたのか、地面に倒れた。

「いい結果を期待している」

 地に倒れた少年を神堂は見る事なく、神堂達はその場を後にした。


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