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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
無印編
第二十一話 情報共有
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う。
部屋に案内するわね」
リンディ提督に部屋に案内される。
……提督に案内させていいものなのだろうか?
そんな疑問が頭をよぎる。
クロノのため息は増えるだろうが、細かいところは気にしないでおこう。
用意された部屋は三部屋。
真ん中が俺の部屋で、左右になのはとユーノの部屋となっている。
「とりあえず、着替えとかの荷物を片付けるか」
「は〜い」
なのはと別れ、自分の部屋で着替えや荷物をしまう。
片付けるといっても俺の主な荷物は予備の戦闘服と弾丸と銃の点検道具なのだ。
すぐに片付け終わるし、銃関連の道具は明日全部預けるので取り出す事もしない。
というわけでなのは達と少し言葉をかわし、その後はシャワーを浴びて休むことになった。
ゆっくりと眠っていた意識が覚醒する。
アースラの中というのは地上と違い朝日が入らないので変な感じだ。
起きているのだが朝が来たという実感がないというか何とも言えない違和感がある。
部屋に置かれた時計では一応、朝のようだけど。
「着替えるか」
何があってもいいように戦闘用の服と外套を纏い、部屋を出る。
そして、向かうは隣りのなのはの部屋だ。
なんで向かっているかというと昨日寝るとき、なのはに
「実は朝弱いから起こしてほしんだけど」
とお願いされたことが関係してる。
だから断じて夜這いではない!
……ん? 朝だから夜這いにならないのか?
いや、余計な事は考えるのはやめよう。
部屋へのアラームを鳴らすが反応はない。
であっさりと空く扉。
いくらなんでも警戒心が無さ過ぎな気もする。
そんな事を思いつつベットに近づくと未だ夢の中のなのは。
温泉の時と同じようにいつも結ばれた髪は解かれている。
ともかく起こすとするか。
ベットに座り
「なのは、朝だぞ」
声をかけるが
「んにゅ〜」
起きる気配ゼロ。
本当に朝が弱いらしい。
まあ、昨日はアースラに来てから話をしたりと結構寝るのが遅かったから仕方がないのかもしれない。
そして、なぜか
「にゅ〜」
頭の近くにあった俺の手にすり寄ってきた。
なんだか起こすのがかわいそうに思えてきた。
手をそのままなのはの頭にやり、手櫛で髪を整える様に優しく丁寧に撫でる。
気持ちいいのか表情がトロンとしてきた。
「……なんだか起こすのがもったいないな」
起きれば魔法という非日常の中であまえることもほとんど出来なくなる。
ならば
「……少しだけこのままで」
この先、なのはが一人で進める時まで俺が守ろう。
いや、なのはだけじゃない。
フェイトのことだっ
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