第百二十話 自由と運命
[7/14]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ーディネイターといっても所詮はそれよ!歯向かえぬ者にまで剣を向ける不埒者よ!」
「マスターアジア!どうしてここに!」
「たまたま通り掛かったのよ!それがどうした!」
ドモンに返す。
「この未熟者があ!この程度の敵も倒せぬか!」
「何だと!」
「あのミサイル撃墜したのあの人みたいです」
「素手でミサイルをか」
ナタルはカズイの報告が信じられなかった。
「何ということだ」
「さあ来いマスターガンダム!」
彼は天高く飛び上がった。
「この不埒者共に真の力を教えてやるのだ!」
何処からともなく紫のガンダムが姿を現わした。マスターアジアはその中に入った。
「ガンダムファイトォッ!」
そして彼一人で叫ぶ。
「レェェェェェェェェイ、ゴォォォォォォォォォォォッ!」
空中で構えを取る。マスターガンダム降臨であった。
「あれがマスターガンダム」
アーサーはミネルバの艦橋で呆気に取られていた。
「まさかこんなところで見るなんて」
「行くぞ!」
マスターアジアは間髪入れず攻撃態勢に入る。
「超球覇王!」
マスターガンダムの身体が竜巻となる。顔だけが出ていた。
「電影弾ーーーーーーーーーっ!」
そして弾丸となりザフトに襲い掛かった。それにより無数のモビルスーツが薙ぎ倒されていく。
「う、うわああああっ!」
「に、逃げろーーーーーーーーーっ!」
「安心せよ、急所は外しておいた」
元に戻りすっくと立った姿勢で目を閉じて言う。
「命までは取らぬ」
今の攻撃でザフト軍は壊滅した。ロンド=ベルとの戦闘によりかなりの数を消耗していたところで彼の攻撃を受け戦闘力は壊滅状態に陥っていた。
「こちらの戦力一割までダウンです」
メイリンがまた報告した。
「あの、一割まで」
「え、ええ」
タリアがようやく我に返った。
「今のは一体」
「どうじゃドモン!」
マスターアジアはまたドモンに対して叫んでいた。
「これが本当の戦いというものだ!わかったか馬鹿弟子があっ!」
「何だとっ!」
「いい加減わかるのだ!人になぞ地球は預けられぬとな!」
「何のっ!俺はまだ!」
「それは違う!」
「ムッ!?」
キラがマスターアジアに対して叫んだ。
「人はまだ何かを知らないだけです!人は地球を愛しています!だから!」
「フン、何処の小童か知らぬが言いおるな」
マスターアジアはキラを見下ろして笑う。
「このわしに対して言うとは。それに免じて今はこれで下がろう」
「逃げるのか!マスターアジア!」
「逃げるのではない!時が来ればドモン!必ず貴様を倒す!」
「クッ!」
「その時を待っておれ!風雲再起!」
また何処からともなく馬とそのガンダムファイターが姿を現わした。
「さらばだ!その首預けておくぞ!」
そして彼は何処かへと
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ