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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百二十話 自由と運命
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・・・・・んっ!?」
ここでハロに書かれている文字に気付いた。それはラクスの字であった。
「何だ・・・・・・白い薔薇の園で待つ。・・・・・・白い薔薇」
鋭い彼はそこに何かを悟った。そしてその場所へとすぐに向かった。
そこは劇場だった。今は休んでいて誰もいない。アスランはその中に忍び込んだ。
念の為銃を持って身を隠しながら中に入る。そして観客席に来た。
「ここか?」
「マイドーーーー」
「あっ」
ここでアスランのポケットからハロが出て行った。そして舞台の方へと跳ねていく。
「ハロ」
「ハロハロラクスーーーーーーーー」
舞台の上には彼女がいた。青いステージ衣装にその長い髪をツインテールにしたラクスであった。
「ラクスーーーーーアスラーーーーーン」
「やはりここでしたか」
「はい」
アスランはラクスのところに来た。そして正対した。
「覚えていて下さったのですね」
「ここは貴女がはじめて歌った場所でしたね」
「はい」
演出に使う豪勢な椅子に座ったラクスが頷いた。
「その通りです」
「以前俺に話してくれましたから」
「来て下さると思っていました」
「貴女に聞きたいことがあります」
アスランは言った。
「新型ガンダムのことで」
「あのことですね」
「ではやはり」
「はい」
アスランの言葉にこくりと頷く。
「あの方・・・・・・キラに新しい剣をお渡ししました」
「キラ!?」
その名を聞いたアスランは思わず声をあげた。
「まさか、あいつは」
「貴方が殺したと?」
「・・・・・・それは」
その言葉を聞いて俯いてしまった。
「御安心下さい。あの方は生きています」
「生きて・・・・・・」
「そうです。シュウ=シラカワ様がマルキオ様と連絡を取って私の所へ連れて来て下さいました」
「そうだったのだから。だからあの時」
「そうです」
「しかし何故貴方がキラを」
キラが生きていることはわかってもまだ疑問は残っていた。
「あの方は地球とプラントを救う為に必要な方だからです」
「あいつが」
「はい。そしてアスラン=ザラ、貴方も」
「俺が・・・・・・どうして」
「貴方はこの戦争について何か思われるところはありませんか?」
「思うところ」
「貴方は最初からこの戦争に参加しておられましたね」
「はい」
それは認めた。
「ユニウス=セブンの時から」
「その通りです。あの時俺はジンに乗っていました」
アスランは語った。
「そしてロンド=ベルが目の前でティターンズと戦っていて」
「しかし連邦軍の造反勢力がユニウスセブンに核攻撃をしました」
「そうです。それは貴女も御存知でしょう」
アスランはラクスを見て言う。
「俺の母さんもそれで」
「おかしいとは思いませんか?」
「えっ」
「何
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