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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百十九話 オペレーション=スピットブレイク
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る」
「それは一体」
「ナデシコにつないでくれ」
彼はそう命じた。
「いいな、すぐにだ」
「はい」
「それでは」
ナデシコに通信が入った。すぐにユリカが出て来た。サザーランドは彼女に対して言った。
「大変なことになった」
「今よりもですか?」
「そうだ。この基地は後一時間で爆発する」
「えっ!?」
「そんな、嘘」
メグミがそれを聞いてまずはこう言った。
「一時間でなんて」
「今三輪長官がこの基地の下にあるサイクロプスのスイッチを押した。あと一時間でこの基地は完全に崩壊する」
「一時間だと!馬鹿な!」
一矢はそれを聞いて叫んだ。
「一時間で撤退なんて出来る筈がない!それじゃあ全滅だ!」
「三輪長官はここにいるザフトの殲滅を決められたのだ。それで」
「友軍は犠牲ということなのか!」
「チッ、あの親父相変わらず無茶苦茶しやがるぜ」
京四郎も舌打ちする。
「けれどどうするの?このままじゃ私達」
ナナが狼狽していた。だがここでサザーランドは言った。
「ボゾンジャンプだ」
「ボゾンジャンプ」
「そうだ、我々をカルフォルニアかシアトルにまで移動させてくれ。それ以外に方法はない」
ユリカを見て言う。
「全ての人員と兵器をな」
「わかりました」
ユリカはそれを聞いて真剣な顔で頷いた。
「ではすぐにも」
「君とホシノ=ルリ少佐、そしてテンカワ=アキト君の力ならあるいわ」
「やってみます。総員衝撃に備えて下さい」
ユリカは指示を出した。
「ルリちゃん、アキト」
「はい」
「話は聞いたよ」
二人もそれに応える。
「今から」
「ですが艦長」
ルリがここで言う。
「このままボゾンジャンプをするとザフトの人達も」
「構わん」
それにはサザーランドが答えた。
「基地がなくなっても人と兵器さえあれば戦える。まずは我々が生き残ることだ」
「わかりました。では」
「頼むぞ」
「ボゾンジャンプ開始」
ユリカが言った。
「目標はカルフォルニアへ」
「うむ、頼む」
今彼等はボゾンジャンプの用意に入った。その中には両軍の全ての者達がいた。
「な、何が起こっているんだ!」
イザークがその中で叫ぶ。
「これは一体・・・・・・!」
「隊長、地下から異常なエネルギー反応です!」
「何ィ!?」
「ですがその前に・・・・・・これは!」
「う・・・・・・うわあっ!」
「ボゾンジャンプ突入です」
ルリが言った。
「ただ、目標がずれました。パナマに向かいます」
「そうか。だが生き残れるならそれでいい」
サザーランドはボゾンジャンプの中で言った。
「これで我々は救われた。礼を言う」
「いえ。ただ」
「ああ、続きはパナマでだな」
彼等はパナマに飛ぶ。そこでは神の槍とさらに恐るべき超人が彼等
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