暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百十七話 開かれる運命の扉
[13/17]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
は任せたぜ」
通信も切れた。こうして残り二機になってしまった。
「ディアッカ、大丈夫ですかね」
「そうそう簡単に死ぬとは思わないが」
アスランはそうした意味でディアッカを信じていた。
「だが。捕虜になったら厄介だな」
「ええ、どうなるか」
「それに俺達にも来ている」
キラのストライクとトールのスカイグラスパーが来ていた。
「ニコル、気をつけろ」
アスランはニコルに対して言う。
「あのストライクを退けて下がるからな」
「はい、ですからここが正念場ですね」
「ああ。仕掛ける!」
イージスを変形させる。そしてスキュラを放つ。
「喰らえっ!」
「トール、右!」
「あ、ああ!」
トールはキラの言葉に従い右に舞う。キラは左にかわした。
スキュラの光が通り過ぎていく。二人は何とかそれをかわしたのであった。
「おい、坊主達」
そんな二人にムウが声をかけてきた。
「大尉」
「俺はもうエネルギーがない。下がるぞ」
「わかりました。それじゃあ」
「御前等もそろそろ下がれよ。もうじきアラスカに向かうからな」
「はい、それじゃあトール、君も」
「いや、俺はまだいけるよ」
「けど」
「ここで踏ん張らないとあの二機のガンダムが何してくるかわからないだろ?」
「それはそうだけれど」
「それに御前のサポートも必要だからな。任せてくれよ」
「わかったよ。けど無理はしないでね」
「ああ、わかってる。じゃあやるぞ」
「うん。それじゃあ」
キラは前に出る。トールは彼のストライクの上でフォローに回っている。
アスランは今やっとスキュラを放ち終え、戻ろうとしているところであった。だがその動きが遅い。
「まずい、何処かおかしいのか!?」
「アスラン、どうしました?」
「いや、イージスの調子が」
「故障ですか?」
「そこまではいかないが。どうも」
「わかりました。けれど」
今キラのストライクが近付こうとしていた。ニコルはそれを見て意を決した。
「その間は僕が・・・・・・!」
「あっ、待てニコル!」
前に出るニコルを制止しようとする。
「あのストライクは手強い!一人じゃ危険だ!」
「僕だってこのブリッツのパイロットです!」
ニコルは制止するアスランに対して言った。
「イージスが元に戻るまでの時間は」
「よせ、止めろ!」
そんなニコルを必死に止める。
「ニコル、俺のことはいい!だから!」
「さあ、僕が相手です!」
ニコルはブリッツをキラのストライクの前に出してきた。
「アスランをやらせはしませんよ!」
「黒いガンダム・・・・・・ブリッツなのか」
「キラ、こいつは動きが素早い!だから」
「うん、そうだね」
キラは慎重に間合いを取ってきた。
「迂闊な攻撃は」
「さあ、行きますよ」
間合いを取
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ