暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百十四話 マドラスにて
[14/14]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
が操縦するよりましだ、今度から私が乗る」
そう言って聞かない。
「いいな、それで」
「ううむ」
結局それで押し切った。スカイグラスパーにはカガリが乗ることになった。トールはアークエンジェルの操縦のままだったがそれでもスカイグラスパーの訓練は続けていた。これが後にトールを大変な目に遭わせることになってしまうが。
ロンド=ベルはマドラスに戻りアラスカに向かおうとしていた。だがここで急報が入って来た。
「またザフトが!?」
「そうだ、モルジブまでな」
「動きが速いな」
クワトロはその話を聞いて呟いた。
「敵も必死だということか」
「で、あの四機のガンダムもいるそうです」
ギュネイがそのクワトロに対して言う。
「数は少ないみたいですけれど精鋭だそうで」
「精鋭か」
「それでだ」
ブライトが言う。
「我々はまず太平洋に入る前にモルジブに向かうことになった」
「モルジブにか」
「すぐに向かって欲しいとのことだ」
「わかった、それでは」
クワトロだけでなく他の者達もそれに頷く。
「すぐに向かうとしよう。後ろを安全にしてな」
「そういうことだな。モルジブにいられては何かと厄介だ」
アムロがそれに応える。
「ザフトがいるだけで何かと厄介になる。じゃあ行くか」
「了解」
ロンド=ベルの面々はすぐにマドラスを発った。そしてモルジブでの戦いに向かうのであった。その中に我儘なお姫様まで抱いて。

第百十四話完

2006・9・14
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ