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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百十三話 シンとステラ
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てのは他のことが目に入らないからな」
トッドはショウにも言った。
「俺もそうなりかけたしな。やばいぜ、あれ」
「彼からは強烈な憎悪のオーラを感じます」
シーラもシンに言及する。
「何かを守ろうとする意志も強いのですがそれと同じ位ヤマト少尉に対する憎しみが」
「憎しみ、ですか」
「はい、敵意を越えて」
「何故だ、面識もないのね」
「敵ならば憎い」
バーンがショウに応える。
「彼はそれが強いのだろうな」
「そうなのか」
「だとしてもあれはちょっと桁違いってやつだぜ」
ムウがそこに入る。
「坊主でもそれを受けるのが精一杯な程なんだからな」
「一直線にキラに憎悪を向けているな」
ニーが言う。
「強烈なまでに」
「坊主にしたらたまったものじゃないだろうな」
「ああ」
「それに対してどうしていくか。坊主だけじゃなくあいつも大事になっていくだろうな」
ムウは何処か大局を見ていた。そのうえで話をするのであった。
「これからか」
「ああ、何かあいつが気になるんだ」
ムウはまた言った。
「いずれ深く関わるんじゃないかってな」
「何でだろうね」
チャムがそれに首を傾げる。
「さてな。俺にも詳しいところはわからねえが」
「さて、その間にだ」
トッドが一同に声をかける。
「何かジブラルタルの方が面白くなってきたぜ」
「新手か!?」
「いえ、違います」
ウェルナーが答える。
「これは・・・・・・ティターンズです」
「ティターンズ!?」
「北極から来たのか」
「どうやら潜水艦ではるばる来たみたいだね」
万丈はすぐにそう分析してみせてきた。
「今欧州の戦力もかなりミケーネに振り分けられているし残りはティターンズの正面に向けられているから」
「そこを衝かれたというわけですね」
「多分ね。イギリスとアイスランドの警戒網の境を潜り抜けてきたんじゃないかな」
ダンに答える。
「クッ、やる」
「敵もそれだけ必死ということさ」
クリューガーにも答える。
「けれど数はそんなに多くはないだろうね」
「数は」
「精々数個部隊ってところじゃないかな。それで攪乱の奇襲だろうね」
「そのものズバリだね」
ライトがここで言った。
「あっ、やっぱり」
「プラントの前でやりあった連中だな、これは」
彼はマギーからの報告を受けながら述べる。
「あの三機のガンダムにガンダムに似た量産型」
「ええと、確か」
タップがそれを聞いて言う。
「ストラップダガーだったっけ」
「ストライクダガーだ」
ナタルがそれを訂正する。
「あっ、そうそれだ」
「そうそれだではない」
彼女は軽い調子のタップを嗜める。
「敵の兵器の名前位覚えておけ」
「御免御免」
「反省の色が見られん」
「まあ中尉殿」
そこにベン
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