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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百十一話 強襲、砂漠の虎
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だがその間にも騒ぎが大きくなる。
「いけない、早く行かないと」
キラが駆けはじめた。
「二人共一体何を」
そして最初に食堂に入る。そこではサイとフレイが言い争っていた。
「ちょっと待てよフレイ!」
サイがテーブルを挟んでフレイと言い争っていた。
「そんなのじゃわからないよ!」
「うるさいわね!もういい加減にしてちょうだい!」
フレイはサイのその言葉を遮る。
「もういいって言ってるでしょ!」
「おい、何だよそれ。ちょっと待てよ!」
「何の騒ぎだよ、これ」
「あっ、ジュドー」
カズイが彼等に顔を向けた。
「何か喧嘩してっけど」
「簡単には説明できないわよ」
「要するに婚約者だったフレイさんがキラ君にべったりだからサイ君が」
ミリアリアは言おうとしなかったがかわりにカトルが述べた。
「つまり痴話喧嘩ってわけかよ」
ビーチャがそれを聞いてつまらなそうな顔をした。
「何かと思ったら」
「けど。何か危ない雰囲気だよ」
「所詮は状況に流されてここにいる連中だ。奴らにロンド=ベルを名乗る資格はない」
モンドとイーノはそれぞれ溜息をついて心配していたがウーヒェイは彼らしくばっさりと斬り捨てた。それをデュオが突っ込む。
「御前そりゃ言い過ぎだって」
「けどどうしたものかね」
エルが困った顔でぼやく。
「頭冷やさせる?」
「いや、それは止めておいた方がいい」
だがそれはトロワに制止された。
「どうしてだよ。やっぱりここは」
「こうしたトラブルに他の人間が介入してもよい結果にはならない」
「そういうこと!?」
「そうだ。今は時間に解決させる方がいい」
「またえらく悠長ね」
アスカがトロワに突っ込みを入れる。
「そういうものだ。ここは後で二人の話を聞こう」
「待て」
だがそれをヒイロが制止した。
「どうした?」
「残念だがそうもいかなくなった」
キラを見て言う。彼等はキラがここにいることに気付いたのだ。
「キラ、どうしてここに」
「どうしてって」
トールの声にも戸惑うばかりである。
「二人共僕のことで」
「キラ、聞きたいことがあるんだ」
サイはキラに顔を向けてきた。
「御前とフレイのことだけれど」
「じゃあはっきり言うわよ」
フレイはきっとして言った。
「私夕べはキラの部屋にいたわよ!それでいい!?」
「えっ!?」
「なっ!?」
この言葉が食堂を襲った。キラ以外の全ての者が衝撃に襲われた。
「ど、どういうことだよフレイ」
サイは同様を隠せないままフレイに問い掛ける。
「君は・・・・・・」
「どうだっていいでしょ!サイには関係ないわ!!」
「か、関係ないって!それどういうことなんだよ!」
「どうだっていいでしょ!」
「どうだっていいわけないだろ!それどういうことな
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