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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第百十一話 強襲、砂漠の虎
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「言い争ってるみたいだよ」
「そうだな。行ってみるか?」
イーノに応えてジュドーが提案する。
「どうする?」
「僕達はどっちにしろ食べに来たんだけれど」
「あんた達も呼ばれる?」
「じゃああたしチョコパフェ」
「あたしもそれがいいな」
「あんた達本当にパフェ好きね」
「アスカだって好きな癖に」
「隠すのはよくないぞ」
「あたしが好きなのはマロンパフェなの」
アスカはムッとしてプルとプルツーに返す。
「あとあのラビアンローズ」
「アスカって意外と甘いもの好きなんだ」
「あんたもでしょ」
キラに返す。
「嫌いなんて言わせないわよ」
「まあそうだけれど」
「私はお肉以外なら」
「男の趣味は筋肉なのにね」
「違うわ」
アスカの言葉は違うと言う。
「ただ。素敵な人が好きなだけ。マスターアジア様みたいな」
「ゲッ、今度は様付け」
どうしてもあのマスターアジアが苦手なアスカにとっては引くに足る言葉であった。顔まで崩れている。
「あんなふうに颯爽とした方なら。いいわ」
「まあ綾波も好きな人ができたってことでさ」
シンジがその口の端を引き攣らせながらフォローする。
「そういうことじゃないかな」
「そのマスターアジアって人本当に凄いんだね」
キラが話を聞いて言う。
「BF団とかの話も聞いてるけど僕よりずっと」
「あの連中完全に人間じゃないから」
アスカがたまりかねて言った。
「そんなのを基準にしない方がいいわよ」
「何かBF団の首領が男の子だって聞いたけれど」
「ああ、ビッグファイアな」
ジュドーがそれに応える。
「銀河破壊出来るパワーがあったらしいな」
「そんなに凄かったんだ」
「まあそっちはそっちでカタがついたんだけどな。えらい騒ぎだったらしいが」
「ほら、ムウさんもBF団に昔自分がいた基地襲われたって言ってたし」
「ああ、マスク=ザ=レッドね」
エルがルーの言葉に応える。
「忍者なんだよね、あれって」
「シュバルツさんとは全然違うらしいな」
モンドとビーチャも言う。
「違うって?」
「要するに変態ってことでしょ」
アスカはイーノの言葉を打ち消すように言った。
「あの連中訳わからない超能力使うから嫌なのよ」
「超能力者」
「そっ、異常能力者。そんなに観てたらねえ」
「正直キラ君がコーディネイターでも」
「だといいけれど」
それでもキラはまだ完全には馴染んではいなかった。
「僕は」
「っておい」
彼等が色々と話している間に食堂での騒ぎは大きくなっていた。
「何か大騒ぎになってるぞ」
「早く行かないと」
「何でこんなに次から次へと騒ぎが起こるのよ」
「アスカが呼び寄せてるんじゃねえのか?」
「ぬゎんですってぇ!?」
ジュドーの言葉にムキになる。
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